概要
振り込め詐欺グループのリーダーであるヤクザ。
漫画
宇海零ら「義賊」に一杯食わされ、彼の仲間をとらえたが、在全無量の仲裁により「王への試練」に参加することとなる。
身勝手な言動が多いが、詐欺師を生業にし、なおかつグループを統率していたことから交渉術・説得術、人を扇動することに優れており、大人数の参加が条件となっているアトラクションではあっという間に人を集めることに成功している。また、元外交官志望であったことから、国旗などの部分的な外交事情に詳しく、「もし自分の出来が良かったら、国のために尽くしていた」とも語っている。なお、国旗は父に「子供のころから暗記させられていた」とのこと。
弟分の板倉や零の仲間に、主催者の課題を突破できるようなヒントや言動をとることが多い「憎めない悪役」としての役回りが目立つ。
『ギャン鬼編』では零とコンビを組み、身勝手な言動は相変わらずだが、詐欺師としての能力を用いて零が有利になるようにサポートに徹する。エリザベス・ジュンコとは折り合いが悪い。
名前にコンプレックスがあるらしい。そのためか、pixivではネタにされている。
なお、城山小太郎に名前をからかわれた上に「ユーの両親はクレイジーじゃないの?」と言われた際には流石に激怒し、「(『さくら』が男の名前で何が悪い!!)このゲームが終わったらただじゃ・・(おっかねぇ!!)」と言っていることから、ヤクザに成り下がりながらも、自分に名前を付け、育ててくれた両親のことは今でも尊敬していることがわかる。
ドラマ
演:ケンドーコバヤシ
同作を原作にしたゼロ一獲千金ゲームでも殆どキャラが変わっていない。
が、原作と異なる点もいくつかある。
- 板倉に当たるポジションの末崎セイギという弟がいる。
- 父親が外交官設定は別のキャラに移動。本人は母子家庭とおぼしき描写がある。
- 高校を一日で辞めたり角度の記号を見るだけで蕁麻疹を起こすほどに勉強が苦手。
- 名前にコンプレックスは抱いていない。
最終回ではヤクザから足を洗い「さくら弁当」なる移動販売型弁当屋を営んでいる。
関連タグ
カミーユ・ビダン……『機動戦士Ζガンダム』の主人公。名前にコンプレックスを持つという点が共通している。ただし、こちらでは父親が問題のある人物であるため、両親を尊敬している末崎とは違い、父親を嫌っている。