概要
アイドルマスターシンデレラガールズのキャラクター・双葉杏は本家の水瀬伊織と同じく、いつもうさぎのぬいぐるみを抱えている。
デザインの元ネタはぬいぐるみシリーズフモフモさんのすももと思われる。腹部に四次元空間に繋がっていそうな半円形の白いポケットが付いており、うさぎではあるが、どことなくカンガルーのようでもある(あるいはうさぎに似たカンガルーなのかもしれないが…)。
ぬいぐるみの名前はそのまんま「うさぎ」。
デレラジ第71回放送の「マジカルリプライ」のコーナーにて、CVを務める五十嵐裕美本人により命名案が出され、アンケートにより公式名称として決定。
その約半年後、イベント「みんなのなつやすみ」にてゲーム内にも逆輸入された。
彼女のぬいぐるみの場合、ぼろぼろになって綿が飛び出ていたり、枕にされていたり、コーラをこぼされていたりとあまり大切にしているように見えないが、その割にはR・ガチャSR・CDSRの全てにおいて特訓前も特訓後も常に抱えている他、アニメ9話の私服ファッションショーや異世界でも抱えているあたり、友達というよりはライナスの毛布のような存在なのかもしれない。
出演履歴
ソーシャルゲーム『シンデレラガールズ』
ステージ上(無印R杏)ではMP3プレイヤーを腹ポケットに入れており、杏がサボりたい時はそのイヤホンにマイクを近づけて音源を流している。
イラストだけの表現かとおもいきや、後述のCD(あんずのうた)では「カエダーマ大作戦」と称して本当にこれをやっている。
シンデレラガールズ世界での商品としては、SR[ラブリープリンセス]諸星きらりの右腕に同じぬいぐるみを、R[制服コレクション]北条加蓮でストラップ型のものを持っており、SR[ファンシーガール]今井加奈では左上に広告らしきうさぎがいる事から、ある程度人気のあるキャラクターであることがうかがわれる。しかし、SR[ハッピーライフワーク]双葉杏でようやく商品化の話が出てくるなど、時系列を考えても矛盾した描写もあり、結局杏とは関係ない版権のあるキャラクターなのかどうかは定かではない。
ちなみに商品化の際に杏はうさぎについて「幼い頃、父親を亡くした自分のために、母親が毎晩、夜なべして作ってくれた大親友であり、母親の形見」だの「幼い頃に別れた親友(きらり)との、かけがえのないメモリー」だのと話を盛っており、売り出しのために勝手に両親を殺したり、親友との過去を捏造してダシに使うという、わりと腹黒い事をしている。(良くも悪くも杏らしいと言ってしまえばそれまでだが…)
現実の商品化
コスパより「杏のうさぎぬいぐるみ」として実際に販売されている。
現実のLIVE
2014年11月30日開催のシンデレラガールズ2ndライブ「PARTY M@GIC!!」の演出として「カエダーマ大作戦」の際ステージに登場。座布団の上に据えられ、出番が終わればセリから退場するというアイドル並の活躍を見せた。
アニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』
アニメでも仕事などを除き、だいたい抱えているかそばに置いている。また、8話ではうさぎをそのまま巨大化させたようなクッションが事務所に持ち込まれ、杏のベッド代わりに使われている。「NO MAKE」ではその愛らしさとふかふかとした柔らかさでアイドル達を次々と堕落させていく恐ろしさを見せた。9話の私服ファッションショーでも当たり前のように抱えて登場していた。
2期にて事務所を地下に移動された後も登場している。
ゲーム『グランブルーファンタジー』
ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』内のコラボイベント「シンデレラファンタジー 新たなる来訪者」でも登場。戦闘時ですら持っている…が、時々思いっきり地面に放置している。
また、敵としてもうさぎのようなもの、ベルフェゴールとして登場。ぴにゃこら太を追い掛け回し、主人公達騎空団にも襲い掛かってくる。今回はマルチバトルのボスとしても登場するので(1ユーザーだけで戦うなら)ぴにゃこら太以上に強い。小威力による多段攻撃や睡眠攻撃で暴れ回る。
ぬいぐるみのうさぎと見た目が幾分か異なり、杏は全然違うと断言しているあたり、杏なりに愛着があるようである。
『スターライトステージ』
アニメでも登場した例のクッションがルームアイテムとして登場。
また、2016年4月1日限定で見ることのできたエクストラコミュではぬいぐるみがキーアイテムとなっており、LIVEステージにまでぴにゃこら太とともに登場している(2D3D両方)。
さらに同年12月開催のイベント「あんきら!?狂騒曲」のスペシャルコミュではなんと立ち絵が用意され、冒頭から言葉を発しプロデューサーにあんきらのユニット曲を要求するというインパクトのある登場を果たした。
とはいうものの、立ち絵のうさぎはあからさまに木の棒で下から支えられており、見えないところで杏ときらりの声が聞こえていたことから、実際は2人がうさぎを利用して行った小芝居であり、うさぎの声はきらりが演じていた。
アニメ『シンデレラガールズ劇場』
上述の商品化を描いた劇場第704話がゲーム内の「火曜シンデレラシアター」第9話としてアニメ化されたことで晴れて出演を果たした。
また、本編第11話「『劇場版 鋼鉄公演きらりんロボ -決戦!グラッシー帝国-』予告篇」にも登場しまさかのロボ化。ジェットウイングにトランスフォーム(というにも無茶苦茶な変形を)しきらりんロボと合体して宇宙飛行能力を与えるパワーアップメカとして描かれた。
ちなみにこの直後にゲーム内で行われたイベント「鋼鉄公演きらりんロボ -襲来!コスメティア帝国-」で他のロボ共々うさぎロボの図解が公開された。
装備名 | 機能 |
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ウサミミン | ミミはふたつね、ふたつ。えっと、レーダーとかジャミングとか、そういう機能満載の働き者の耳。おかげでこっちは楽できるんだよね〜 |
ラビットホール・シェルター | 絶対安全なシェルターだよ。お菓子もゲームも布団もあるよ〜。4次元とかに繋がってる…かも。ずっとここでゴロゴロしていたいな〜 |
A.N.K.I.R.Aシステム | A.N.K.I.R.Aシステムを発動させると、きらりんロボと合体しちゃうんだよ。動力炉シンクロがどうとかで、その出力は100倍以上だってさ |
ゲーム『スーパーロボット大戦X-Ω』
上記のアニメ版劇場に登場した「杏のうさぎロボ」が、ゲーム『スーパーロボット大戦X-Ω』おけるコラボ企画としてきらりんロボやグラッシーロボとともに参戦。杏がパイロットを務める。
スターリットシーズン
杏との絆コミュを進めていくと、ルミナス事務所では昼寝の為のソファがよく取られる(主に美希と甜花)事に悩んだ杏が昼寝の場所を確保する為、ルミナスの事務所に杏が注文した巨大うさぎクッションが置かれるようになる。超低反発で触り心地も非常に良く、他のアイドル達からも好評なクッションとなっている。
ちなみに、購入費用は杏ではなく765プロのプロデューサーが自費で仕方なく払っている。
また、この巨大クッションは期間限定でアキバCOギャラリーにて実際に作られたものが展示されていた。