松平直基

まつだいらなおもと

松平直基とは江戸時代初期の大名。

生没年　1604(慶長9)年～1648(慶安元)年

官位　従四位下 侍従・大和守

徳川家康の次男・結城秀康の五男、越前松平家の分家前橋松平家初代当主。

経歴

誕生時より養祖父である結城晴朝に育てられる。1607(慶長12)年に結城家の家督を継ぎ、1614(慶長19)年に晴朝が亡くなった後に隠居料であった5千石を相続する。翌年に勝山1万石を与えられ、1624(寛永元)年に3万石に加増される。

1626(寛永3)年に松平へ姓を改めるが、これは結城姓のままだと外様扱いになる為の便宜上の物であり、結城氏の祭祀と家紋は引き続き継承した。

その後は越前大野5万石、出羽山形15万石と加増を続け、1648(慶安元)年に播磨姫路15万石へ転封となったが、姫路へ赴く途上で死去した。

外部リンク

松平直基 - Wikipedia

関連タグ

武家　越前松平家 前橋藩

結城氏…祭祀と家紋を継承した。

松平直矩…嫡男。