概要
旧浦和市の西部が該当。
区の由来は桜ではなく、区内田島地域にて自生しているサクラソウ。そのため区の花もサクラソウである(ちなみに桜を区の花に指定しているのは緑区と大宮区である)。
鉄道駅は西浦和駅があり、高速道路は浦和北ICがある。
旧浦和市の頃から発展が遅れており、近年になって宅地化が進行するものの目立った商業施設などが特にないという完全なるベッドタウンと化している。発展が遅れた理由としては低地であるため大昔は海の底だった場所が多く、江戸時代頃まで大きな沼が広がっていたため地盤が不安定である他、北部には古墳群もあり開発が難しい等の事情があるようだ。
鉄道アクセスも劣悪で、西浦和駅はバイパスの真横にぽつんとあり、駅前に大型バスを停めることができない。このため区民は駅周辺に住んでいるのでもなければ区外にある駅や施設を利用することが殆ど(一応中浦和駅は北側の一部が桜区になっている他、南与野駅は西側に少し進めば桜区内に入る)。道路も首都高速埼玉大宮線・新大宮バイパスが走っているが、区の北部から向かうにはやや遠い。
区内に埼玉大学がある。これは元々北浦和駅前にあったものを移設したものだが、ただ移設しただけの状態が長く続いており、周辺地域はこれと言って発展しているわけではない。一応大学正門前の通りには商店が立ち並んでいるが……
おまけに区役所も何もなかったところに突如建設されただけで、周辺には最近になってできたコンビニが1軒ある程度。せめて飲食店があればよいのだが。
西側が荒川と隣接しているため、秋ヶ瀬公園、荒川総合運動公園、桜草公園など、自然公園が多く存在する。
また、浦和レッズが運営する総合運動施設「レッズランド」もある。