楡野鈴愛はNHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」の主人公である。
名字研究家の森岡浩によると、楡野という名字は現実世界には存在しない可能性が非常に高い。
1971年7月7日生まれ、岐阜県東美濃市梟町出身。現実の地名で言うと恵那市岩村町。
「様々な困難を乗り越えてひとつの目標に向かって進む」というような一般的な朝ドラのヒロインとは異なり、困難に負けて目標が変わってしまうこともままある。
小学生の頃左耳の聴力を失うが、それがドラマの大きな焦点になっているわけではない。
漫画家を目指して上京し「一瞬に咲け」など数作を世に送り出すが、構成力のなさにより挫折。その後100円ショップ・大納言で勤務し、オーナーの親族である森山涼次と結婚し一児の母となる。しかし、映画監督の夢を一旦諦めた涼次が再び映画監督を目指し始めたことがきっかけで軋轢が生じ離婚。その後は岐阜県に戻って実家のつくし食堂の2号店である「センキチカフェ」を開く。その後また上京し就職するが社長が夜逃げし事後処理に追われる。同時期に様々な商品開発を行ったが基本的に怪しい商品が多い。屋台で五平餅販売も行ったが、五平餅が屋台に向いていないことに気付きすぐに辞める。
…とまあ朝ドラの歴代主人公に比べ、職業や環境、目標がコロコロ変わるせいもありキャラが安定していない主人公である。