概要
CV:阪脩
警視庁警備部特科車両二課整備班長。神奈川県平塚市出身。通称「おやっさん」。
「レイバー隊の闇将軍」「整備の神様」と言われるほどの重鎮であるベテラン整備員。
班長というよりは、「親分」もしくは「組長」と呼ぶべきかもしれないほど厳格で恐ろしい性格をしている。特車二課の独立愚連隊的気風の大元はこの人にあるといってよい。四角四面な立ち回りも好まず、この点では後藤とも馬が合う。
漫画版では比較的気さくな面を見せており、警備のアルバイトについていた野明にイングラムを見せるなどをしている。
(これは、漫画版には当初シバシゲオが登場せず、実働部隊の隊員に対してはシゲの役割を榊が兼任していた為でもある。後半になって漫画版にもシゲが登場するようになると、アニメのイメージに近づいていった)
整備の腕はもちろん一流で、長年活躍してきたためか、その存在が方々で知られている。本庁に出向けば部長クラスの人間が直々に玄関まで迎えに行くなど、彼の人脈と功績などははかりしれないものがある。
一方で、アニメ版では自身を「機械馬鹿」「時代遅れのボルト&ナット・ガイ」と評しており、野明にピースメーカーに搭載されたニューロンネットワークシステムの構造が理解できないと愚痴をこぼした。また劇場版第1作でも、レイバーがハードウェアからソフトウェア中心となっていく動きについて取り残されていくような感覚を抱くことを吐露している。
愛車はACコブラ427。
漫画版において内海の手下により破壊された愛車を見た際に静かに怒っていた。
劇場版第2作の時点では二課整備班長をシバシゲオに引き継いで退職しており、妻の遺影と共に一人で穏やかに暮らしていた。
が、中身は変わっておらず、二課壊滅の報を聞くとシバを筆頭に新旧整備員達を集結させ、自ら陣頭に立ってイングラム再整備の指揮を執った。
実写版
遺影の写真のみではあるが、登場。
山田登是さんが演じている。
二課での「おやっさん」ポジションは、シバシゲオが受け継いでいる。