概要
遊戯王GXにおいてユベルの使用した魔法カードで、切り札にして最強の幻魔「混沌幻魔アーミタイル」の召喚に必要なカードでもある。
アニメ版ではよくある専用召喚カードの1つで、雑誌付録の際にこのカードをモンスター側に内蔵する形を取るため、OCG化されなかった。
アニメ版テキスト
通常魔法
自分フィールド上に存在する「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」をゲームから除外する。融合デッキから「混沌幻魔アーミタイル」1体を特殊召喚する。
OCG版テキスト
通常魔法
(1):自分の手札・フィールド・墓地から、「幻魔」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。自分フィールドに「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれかが存在する場合、このカードの発動に対して相手は効果を発動できない。
OCGでは
12年と7か月の時を越えて、三幻魔のストラクチャーデッキの発売が決定!
と同時にコレクターズパックやプレミアムパックでも収録がされなかったこの次元融合殺がパッケージの「三幻魔解放パック」がストラクチャーデッキに収録。
三幻魔やアーミタイルと共に収録されるこのカードだが、当然アニメのままというわけではない。
OCG化の際に召喚するカードを幻魔の融合モンスターに広げている。
ただし、該当するモンスターはアーミタイル以外では幻魔帝トリロジーグしかいない。
トリロジーグの効果が融合召喚に限定されてなかったのは偶然だが、結果的にこのカードでも条件を満たせる。
さらに、素材の範囲も大幅に展開されて、手札に溜まっているものも墓地へ落としてしまったものも素材にできる。現在の流行りであるデッキ融合が範囲に入っていないため、工夫が必要にはなる。
召喚したモンスターの戦闘で発生するダメージを無効するのは自分のみである。アーミタイルならば戦闘破壊への耐性と一万ポイントの攻撃力で相手を殴ってオネストされても安心というわけだろう。また、返しのターンで殴られてもノーダメージということでもある。ある意味で言えばアフターケア付きといえる。さすがにライトニング・ストームなどの除去には弱いからそれに関しては対策は必要である。慢心ダメ絶対。
条件を満たせば召喚時のチェーン耐性も追加されるが、条件が三幻魔を場にそろえるという非常に難しいもの。これはアニメでの召喚を再現したプレイヤーにのみ与えられる効果と思ったほうが良いのかもしれない(リプロドクスと機械複製術とE・HEROプリズマーで出せる?そんなことは俺の管轄外だ)。
このカードで出したカードは蘇生制限をクリアできない点も使用する際には気を付けよう。
アーミタイルもトリロジーグも蘇生が可能なので、うっかりという可能性もある。
融合の名を持つので、捕食植物キメラフレシアのサーチ対象や捕食植物ヴェルテ・アナコンダの効果の適用範囲に入る。
アナコンダはチェーン耐性をコピーできないが、このカードを使うのも手だろう。