正化
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しょうかまたはせいか
未採用の元号案。またはフィクション作品内で採用された元号。
正化(しょうか)とは、平成改元時に勧申された元号案の一つ。
「先代の天子も明らかな徳を持っており、今の天子も明らかな徳を持っておられる。重なる明るさが正しいことについてこそ、天下の万物を成育させ成長させることができる」という意味の元号である。
典拠は『易経』離、「重明以て正に麗かば、乃ち天下を化成す」。
またこの二字には「戦後の乱れた世を正す時代になってほしい」という願いが込められている。
今上天皇の継宮明仁親王という御名(天の明るさを継いで、四方の人民を照らし、天下万国を治めなさる、という意味である)に呼応したものではないかとも考えられる。
小説の『図書館戦争』(平成18年2月)、『図書館内乱』(平成18年9月)、『図書館危機』(平成19年2月)、『図書館革命』(平成19年11月)、『別冊図書館戦争I』(平成20年4月)、『別冊図書館戦争II』(平成20年8月)、および漫画『図書館戦争 LOVE&WAR』(平成19年9月~)、『図書館戦争 SPITFIRE!』(平成19年11月~)、テレビアニメ『図書館戦争』(平成20年4月)、映画『図書館戦争』(平成25年4月)などのシリーズ作中で、昭和に次ぐ元号として使用された、架空の元号。
フィクションらしく「せいか」という読み方になっている。
作中では史実の日本が「令和」に改元された2019年5月以降も「正化31年」が続く設定になっている。
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