武田五名臣とは武田信虎、並びに武田信玄に直接、登用された原虎胤、小畠虎盛、横田高松、多田三八郎、山本勘助の五名を指す言葉である。近しい単語で武田四天王があるが、武田家の内部は実際、将卒が各地の土豪による集合体によって形成されていたので、自領を持ちながら武田信玄を後援していた侍大将らに対して、武田家が直接、登用していたこの士卒五名は士気も忠誠心も高かったとされる。五名が全員、武田家の地盤がある甲斐国ではなく他国から招聘されているのも特徴と云えよう。武田家の侍大将は地元の土豪に全て牛耳られていた為、武田家の直臣は往々にして足軽大将として雇われている事が多いのは一つの特徴である。
武田五名臣
たけだごめいしん
武田信玄に直接、仕えた五名の部下を指す言葉。
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