※この記事には「武装錬金 ようこそパピヨンパークへ」の重大なネタバレが多分に含まれてるので閲覧には注意してください。
概要
CV:三浦祥朗
武装錬金を題材としたプレイステーション2専用ソフト「武装錬金 ようこそパピヨンパークへ」に登場するオリジナルキャラクター。
キャラクターデザインは原作者の和月伸宏氏が担当している。
カズキ達の前に現れる謎の錬金の戦士でパピヨン曰く、はるか遠くから来た客人。
パピヨンに特殊核鉄を精製できる特殊鉱物「パピヨニウム」を渡したのも彼であり、パピヨニウムの本来の持ち主。
彼の目的はムーンフェイスを倒すことらしいのだが、カズキ達との共闘を何故か頑なに拒んでおり一切聞く耳を持とうとしないが、パピヨンには何故か信頼を寄せている。
カズキ達の在り方を知り、和解後はムーンフェイスを倒すためカズキ達と行動を共にする。
最初こそギクシャクしていたものの次第に態度も軟化していき、信頼できる仲間となっていった。
初対面の頃はぶっきらぼうで人を寄せ付けない言動を取っていたが、実際は正義感や責任感の強い好青年であり、カズキ達の協力を頑なに拒んだのも自身の責任感の強さゆえだった。
カズキ達と和解後は若干人見知り的な言動もあり、ツンデレ的な発言が多い。
武装錬金
三叉鉾(トライデント)の武装錬金『ライトニングペイルライダー』
核鉄ナンバーは74。
カズキのサンライトハートと同じようなタイプの武装錬金で内部にエネルギーを内蔵した槍で自身の意志で内部のエネルギーを開放し、大きさや形状を自在に変化できる。
相違点として穂先が分解され、まるでバルキリースカートのように自在に操作することができ、サンライトハートより更に戦術性が増している。
つまり、サンライトハートにバルキリースカートをプラスしたような武装錬金なのだ。
ソウヤの正体 ※ネタバレあり
苗字から察してる方も多いだろうが、彼は未来からやって来た錬金の戦士で、カズキと斗貴子の間に産まれた実の息子である。
作中ではラスボス撃破まで苗字は一切明かされず、斗貴子から苗字を訪ねられても隠していた。
彼のいた未来はムーンフェイスが開発した「真・蝶・成体」によって荒廃しており、とても平和と言える状態では無くなってしまっている。
そこでソウヤは荒廃した未来を変えるためカズキ達のいる時代にやって来たのだ。
パピヨンにパピヨニウムを渡して特殊核鉄を作らせたのも、ムーンフェイスを倒すために特殊核鉄が大量に必要だと予測したためだった。
前述の通り、彼は未来でのカズキと斗貴子の息子である。
しかし、荒廃した未来でカズキ達は戦士として戦いの日々を続けていたため、ソウヤは幼い頃にパピヨンに預けられ育てられた経緯を持つ。つまりパピヨンはソウヤの育ての親なのだ。
パピヨンに信頼を寄せていたのはそのためであり、逆に実の両親については声もまともに覚えていない状態だった。
出会った頃、カズキ達からの協力を拒んでいたのは、未来を救わなければならないという重責もあっただろうが、若い頃の両親を戦いに巻き込みたくない気持ちや、声も覚えていない両親にどう接して話したらいいのか分からないという感情もあったのだと思われる。
和解後にツンデレ的な発言が多いのも、初めて接した両親との対話が気恥ずかしかったためである。特に母親である斗貴子への態度はかなり顕著。
ムーンフェイスを倒し、完成していた真・蝶・成体を破壊したソウヤは自身がカズキと斗貴子の息子であるという爆弾発言を残して、穏やかになった未来へと帰っていった。
小ネタ
彼の使う核鉄のナンバーはゲーム内の紹介では74となっているが、ゲーム内の演出で表示される核鉄のナンバーは斗貴子と同じ44となっている。
制作側のミスとも考えられるが、彼の正体がEDまで隠されていること。彼がカズキと斗貴子の息子であること。ライトニングペイルライダーのデザインがバルキリースカートやサンライトハートATに似ていることなどから、本当は斗貴子の44の核鉄を受け継いで使っているのでは?という憶測を建てているファンもいる。
関連タグ
カズトキ・・・ソウヤの両親のカップリングタグ。
トランクス(ドラゴンボール)・・・似たような境遇のジャンプキャラ。