概要
1987年3月28日生まれ、広島県福山市出身。本名は、毎熊克也。
幼少期に鑑賞した『E.T.』や『TITANIC』、『ターミネーター』の影響を受けて、高校卒業後、映画監督を志して上京し、東京フィルムセンタースクールオブアート専門学校(現・東京俳優・映画&放送専門学校)の映画監督科コースに進学する。
しかし、頭の中で思い描いた芝居が演者になかなか伝わらなかったことで自分でやった方が早いと俳優に興味を抱き、専門学校卒業後に俳優に転身し、芸能事務所VIVITに所属して活動を開始。
2015年6月には芸名を本名の毎熊 克也から毎熊 克哉へと改め、引越しのアルバイトのかたわらで俳優活動を続ける中で映画『ケンとカズ』が2015年の第28回東京国際映画祭にて日本映画スプラッシュ部門で作品賞を受賞し話題となり、「遅咲きの新人」として脚光を浴びる。
その後も、『万引き家族』、『空飛ぶタイヤ』、『ドクターホワイト』、『ビリーバーズ』等の作品に出演しており、名バイプレイヤーとしての地位を確立している。
人物
特技はストリートダンス。母は元ダンサーで地元のカルチャースクールにてジャズダンスやバレエの講師を務めており、高校1年の時に母がたまたま見ていたダンサー・EIJIがプロデュースするストリートダンスのレクチャービデオに衝撃を受けてビデオを「先生」に見様見真似でダンスを始め、高校3年時には母が教えるカルチャースクールの発表会の舞台に立つ。高校卒業後は振付師の道も考えつつ幼い頃からの憧れだった映画の道へ進み、東京の学校に進学し上京した後も10年近くにわたってEIJIのもとで多い時には週3回、1日6時間のダンスレッスンを受ける。ダンスの経験は「役者としての自分の原点」と語り、「ダンスの経験があったからこそ、自分の体で表現することに自然に移行できたんじゃないか」と語っている。
女性に対して奥手であり、知らない女性に声を掛けることはおろか頑張らないと知り合いの女性を食事に誘うこともできないと明かしている。