水上警察
各都道府県警に属する、主として沿岸、河川や湖などを所管する警察組織。大阪府警・神奈川県警・兵庫県警では専任の管轄警察署である水上警察署が存在するが、その他の都道府県では沿岸部の警察署の水上安全課によって管轄される。内陸県でも例えば滋賀県警では琵琶湖における水上交通警備(プレジャーボートの事故防止や指導など)や密漁船取締りを行っている。
海上における活動区域は海上保安庁と重なるが、水上警察は主に港湾内において違法船舶などの摘発、重要施設の海上からの警備、水難事故者の救助、水上交通整理などを行っている。海上活動は港湾内が大半であり、原則として所属する都道府県を越えた活動も出来ない。外海における交通整理や救助救難、海賊の拿捕などは完全に海保の管轄となる。
水上警察の警備艇は外海に出ることは想定しておらず、大きくても40トン程度である。メイン画像は創作だが、現実にもこんな感じでモーターボートや水上バイクを使ったりもする。
また、基本的に水上警察の武装は乗りこんでいる警官の武装(拳銃など)と船舶にある放水銃程度で、海保と比べても大幅に劣る。