概要
『Fate/GrandOrder』のイベント『水怪クライシス〜無垢なる者たちの浮島〜』に登場したエネミー達の総称。
浮島に突如として現れ、浮島の原生生物コンを捕食する。
このエネミー群の特徴として、全てが水に纏わる怪物であることが挙げられ、それ以外は特性も伝承のある国もさまざま。
コンを捕食することで不死性を得ており、普通に戦っても消滅させることはできないが、コンがとどめを刺した場合のみ、消滅するとともに捕食したコンが戻ってくる。
ダ・ヴィンチちゃんの推測によれば、この水怪達にはある共通点があって、1種類だけ仲間外れがいるというが……。
一覧
半魚人
カルデア一向が初めて遭遇した水怪。何の能力も持たないが、その分数が多く、どこにでも出没する。
リーダー格と思われる個体として屈強な半魚人もいる。
寄居虫坊主
日本で伝えられている蟹坊主の亜種。普段は僧のような姿をとっているが、出題する禅問答を看破されることで真の姿を現す。寄居虫とはヤドカリの意味で、硬い甲羅を持つためコン達が対抗するには武器が必須。
バンニップ
黒い犬にヒレが付いたような姿をしたオーストラリアの水怪。「見た者は死ぬ」という伝承が転移レベルの高速移動という形で現れており、これを避けるのはまず不可能。
ヴォジャノーイ
水辺の建造物を好むロシアの水怪。そのままであれば大したことはない相手だが、水辺の建造物を好むという性質が超防御という形で現れており、ヴォジャノーイが作る水門を壊さない限り攻撃が通ることはない。
ケルピー
ヒレの付いた馬のような姿をしたスコットランドの水怪。誘惑能力を持ち、うっかり背に乗った者を溺死させる魔性を持つ。一度乗ったら最後、二度と離れられないという初見殺し。
ルサールカ
ヴォジャノーイと同じくロシアの水怪で女性の姿をしている。歌と踊りでこちらを誘惑し、近づいてきた者を水の中に引きずり込む。ヴォジャノーイの妻という説もあるが、真偽不明。