CV:小島幸子
概要
2024年3月2日と9日にアニメ第1115話と1116話として放送された原作回『千速と重悟の婚活パーティー』(単行本第102巻 file5「15の受難」~file7「バカ共」)に登場。
名前の元ネタは「マリアージュ」。
人物
横溝重悟と萩原千速が参加していた婚活パーティーにいた女性。年齢は30歳。
パーティーの参加者は仮面を被っていたが、顔は隠れていてもフェロモンムンムンの持ち主で、そのパーティーでは千速と同じく人気が集中。
パーティーで重悟とは会話をしていないにもかかわらず、重悟を指名してアプローチタイムで別室に待機するが、重悟が別室に入った時には心臓を拳銃で撃たれて即死状態で発見された。
正体(ネタバレ注意)
その正体は女結婚詐欺師で、本当の名前は鋤山有梨(すきやま あり)。つまり、「泊里安珠」は偽名である。
重悟が指名されたのは、雨の日に開催される「仮面で顔を隠した婚活パーティー」であり、そこの入口で足を滑らせて転ぶ男性をターゲットにしており(彼女を殺した犯人曰く、晴れの日の時は自分で水をまいてたこともあるらしい)、そこで転倒した重悟は他の男性参加者3人と共に「ターゲット」にされていた(重悟が兄に渡された滑りやすい高級靴を履いてた為偶然狙われた。だが仮に事件が起こらず重悟を対談する時に彼が警察官と知ったらどうするつもりだっただろうか?)。
転倒した男性を指名したところまでは上手くいったものの、彼女にたくさん貢がされた結果、多額の借金を背負わされて兄が自殺に追い込まれていたという男性参加者のひとりに殺害されるという自業自得の末路だった。騙し取った金はどのぐらい残っているかは不明だが、その後警察が可能な限り差し押さえられ、彼女の保険金共々被害者や遺族に可能な限り返金されると思われる。また、詐欺師の彼女は死亡している為、警察はその後被疑者死亡で書類送検すると思われる。
名前について
原作エピソードの登場人物の為、他の事件関係者(ゲストキャラ)もウエディング(上寺幾久)、エンゲージ(円崎源司)、ブライダル(蕪木到)と結婚関係の言葉から取られており、そして自身の正体は結婚詐欺師であり、詐欺師を意味する「スキャマー」から鋤山有梨という名前がつけられている。
上記のように原作エピソードの事件関係者の名前は話のテーマに関係する事がほとんどだが、それによって某推理漫画や死神が登場する漫画などのように苗字を当て字にはせず、基本的に実在の苗字を使用している。
しかし、偽名で名乗った「泊里」という苗字は某アプリによると全国に約100人しかいない珍しい苗字であり、本名の「鋤山」にいたっては全国に約10人しかいないものすごく珍しい苗字である。
その為、詐欺師なのにメジャーな苗字を名乗らずに元々の苗字よりも少し多い苗字を名乗るという珍事が発生している。
関連タグ
根倉知恵蔵:『シンクロにシティ事件』に登場した犯人。詐欺師つながりだが、こちらはアニオリという事もあって名乗った偽名は普遍的な苗字である。