概要
静岡県上富士市にあるとされる大学。
さまざまなサークルがあり、自転車競技部も存在する。
自転車競技部(大学生編)
金城真護と荒北靖友が高校卒業後に偶然同じ洋南大学に進学し、自転車競技部に入部している。後に待宮栄吉も進学していることとが明らかとなり、当初こそは入部を固辞していたが、荒北の説得と一緒に進学した彼女の後押しもあり自転車部に入部する。
元総北高校自転車競技部部長にしてエース。理学部。愛車はトレック。
元箱根学園自転車競技部エースアシスト。工学部。愛車はビアンキ。
元呉南工業高校自転車競技部主将でエーススプリンター。学部は不明。愛車はコルナゴ。
- 三原(みはら)
洋南のエース。金城らのデビュー戦でもあった秋沢湖ロードレースで明早大の盾崎とゴール争いをして勝利を勝ち取る。この時にアシストした金城はその勝利に貢献した。
- 中迫(なかさこ)
金城らの先輩、秋沢湖のロードレースに出場していたうちの一人。途中で落車に巻き込まれている。
その他人物
待宮の彼女で聖純館高校出身。待宮とは一度は別れていたがIH終了後に復縁、すでに洋南に狙いを決めていたため一緒に行こうと待宮に大学受験を勧めたことで一緒に進学することとなった。
- 澄川(すみかわ)
佳奈の友人で高校の同級生。眼鏡をかけたショートボブの地味目な女子。佳奈からは「澄ちゃん」と呼ばれている。
余談
元箱学の福富寿一・新開隼人は東京の明早大学へ進学し、自転車競技部に入部した。そこに京都伏見の石垣光太郎も加わりチームメイトとなる。
元総北の田所迅と元箱学の東堂尽八は茨城の筑士波大学へ進学。田所は当初の志望校に落ちて、東堂は当初の志望校から変更して筑士波大を志望校にしている。因みに二人の当初の志望校はどちらも明早大だった。しかし筑士波大には自転車競技部がなかったため、当初田所はサイクリング部へ入部。その一方、東堂は中学時代の同級生で同じ大学に進んだ糸川修作と共に中学での経験を生かして自転車競技部を設立。東堂と偶然再会した田所も自転車競技部ができていたことを知り、一時的に入っていたサイクリング部を辞めて合流した。
待宮とチームメイトだった井尾谷諒は、卒業後は地元企業へ縁故就職となり、当の本人は工場勤務を希望していたがまさかの社長秘書となり、待宮と共に「クレミナの奇跡」と呼ばれることとなった。
2014年2月に行われた「ペダルナイト(トークショーイベント)」にて、「大学生編のネームに待宮栄吉がいた」という発言が作者からなされているが、当時は「待宮も洋南大へ進学している」というのは決定事項ではなかった。
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待宮のネームは単行本32巻の段階で書いてあったがあまりにも長くなったために泣く泣くカットしたことを『SPARE BIKE』7巻のあとがきに記している。