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※正式な表記は「海原やすよ ともこ」だが、「海原やすよ・ともこ」と表記される事もある。


メンバー編集

海原ともこ(うなばら ともこ、1971年12月27日 - )

立ち位置は向かって右でボケ担当。再婚歴があり、現在の夫は元男闘呼組前田耕陽。やすよの呼称を倣ってファンからは「ともこ姉」「ともこ姉ちゃん(さん)」と呼ばれる事が多い。

2023、2024年のM-1グランプリで審査員を務めた。


海原やすよ(うなばら やすよ、1975年10月14日 - )

立ち位置は向かって左で、ツッコミ担当。夫は元オリックス・バファローズ投手の宮本大輔。



概要編集

大阪府寝屋川市出身の実の姉妹による漫才コンビ。1992年結成で、同期に中川家陣内智則たむらけんじ等がいる。二人合わせてコンビの愛称は「やすとも」。


祖母に女流漫才コンビ「海原お浜・小浜」の海原小浜を、父は「海原かける・めぐる(めぐるは後の池乃めだか)」のかけるを持つ親子三代続く上方漫才師の出身。つまり、「海原」という屋号は上方漫才界における名門一家の事を指し、やすよ・ともこ姉妹は直接的に一門を継いではいないものの、屋号を師匠である中田ボタンの計らい及び小浜の承諾を得たことで今日まで名乗っている。尚、コンビ名で妹の名前が前にあるのは、弟子入りの順番がやすよが先、ともこが後だった事が起因している。


幼い頃から二人で舞台に立って漫才をしており、小学生の頃には小浜や小浜の弟子の一人であった上沼恵美子(当時は「海原千里」)が出演していたテレビ番組で漫才を披露している。

結成当初はやすよがボケ、ともこがツッコミを担当していたが、2年目から交替して現在のスタイルとなった。ネタは、最新の芸能ネタを前振りにして、そこから転じて「東京と大阪の女の子の違い」や「大阪のオバチャンの生態」を示すものが多い。王道ながら磨き上げられたしゃべくり漫才を主体とした芸風の実力は確かで、1990年代以降より上方漫才大会の多くの賞を受賞している。

フジテレビ系列で放送されている特別番組「THE MANZAI マスターズ」にも、「年に一度の漫才師の祭典」と銘打たれた番組内で唯一女性漫才師枠で毎年出演している(これは全国ネットで二人の漫才を見る事が出来るという点で非常にレア)。


2020年からは中川家と並んでなんばグランド花月の看板に就任。名実ともに現代の女流漫才師(コンビ)として活躍し続けている事から、その知名度・好感度は関西圏では絶大。姉妹揃ってファッションセンスも高い事から、2人のファッションやコスメを真似る同性のファンも多い。


余談編集

その他にも、大阪を拠点としたローカル番組での活躍が目立つ。特に冠番組の一つ「やすとものどこいこ!?」では「ゲストを連れて関西のショッピングモールの中でただ買い物をするだけの番組」だが、リアルな大阪のオバチャンの買い物風景という事もあって二人が購入したものは、「お墨付き」的な意味合いを持って後日購入する視聴者が続出する程の影響力を持つ。


関連項目編集

漫才 コント ものまね

コンビ 姉妹 芸人

吉本興業


14番目の標的…ゲスト声優として出演、ただし端役だった。

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