CV:最上嗣生
「祭りじゃ、祭りじゃ~!」
概要
クジラ船上学園初等部6年生。身長180cm。誕生日は7月20日。
「海の番長」と名乗っておりそれに相応しい豪快さと海のように広い心を持っていて、子分であるカメ三兄弟は彼に心酔し行動を共にしている。
人をもてなす事が好きなようで、自らが釣った魚を料理して振る舞う事が多々ある。
一人称は「ワシ」で語尾に「~じゃ」とつけるなど古風な喋り方をする。
祭り好きでもあり、なんらかの言葉の後ろに「祭り」をつけて「○○祭りじゃ~!」と明るく言うのも特徴である。
アニメ本編での活躍
バディファイトDDD(トリプルディー)
初登場は7話。
WBCカップ超東驚大会予選のベスト8のメンバーで、準々決勝(11話)で轟鬼ゲンマと熱いファイトを繰り広げた。
次いで準決勝(13話)では(この時点では)元・少年バディポリスの龍炎寺タスクを相手に勝利を収め、決勝へ進出。
主人公・未門牙王との勝負(14話、15話)の末、WBCカップ超東驚大会準優勝という戦績を収めた。
その後もWBCカップ日本代表選抜大会に未門牙王、龍炎寺タスク、黒渦ガイトと共に超東驚代表として参加。
日本大会は先に百勝した三人が世界大会に進出するというガンスリンガー形式のルールで、獄門シュラを相手に百勝目を決めようとした直前で日本代表の枠が埋まってしまい、惜しくも敗退した。(27話)
その後、WBCカップ世界大会の決勝を控えた未門牙王を激励するために日本から船で応援に駆けつけた。(39話)
子分のカメ三兄弟や泊まりを許可した牙王たちが寝静まっている頃、一人で夜釣りをしていた際に黒天太陽竜 アジ・ダハーカ“ダ・エーワ”を釣り上げる。
アジ・ダハーカ“ダ・エーワ”とそのバディである臥炎キョウヤが牙王のバディ・バルドラゴン(正確にはバルドラゴンの真の姿であるバルソレイユ)を狙って闇討ちを仕掛けてきたと分かると「決勝戦で正々堂々と勝負をすればいい」と怒り牙王とバルを護るためファイトに挑むが、アジ・ダハーカ“ダ・エーワ”の前に敗北。渦潮に巻き込まれ、足を怪我して入院。病室で牙王のファイトを観戦した。
引き分けに終わった決勝の再戦を二ヶ月後に行う事になり特訓のため日本に戻ってきた牙王の元に魚の差し入れを持って訪れ、そのまま特訓の手伝いをした描写がある。(48話)
牙王とキョウヤの決勝戦を轟鬼ゲンマ、祠堂孫六らと共に相棒学園ステージにて観戦。(49話)
牙王が勝利した際には孫六と(強引に)手と手を取り合って喜んでいた。(50話)
WBCカップ世界大会で牙王が優勝してから一ヶ月後(51話)、祝勝会を行う事を提案しに未門家を訪れる。祝勝会では「海道のマグロ屋」という屋台で獲れたてのマグロを販売。その後、バディチャンピオンである牙王にファイトを挑んだ。
バディファイトX(バッツ)
シリーズ第4期『フューチャーカードバディファイトX(バッツ)』ではワールドナンバー1を決める大会、ワールドバディマスターズのエンシェントワールド代表として4話で登場。
7話では大会を下りると言うバッツに『新鮮な魚介類てんこ盛りの板長の気まぐれ巨大シーフードピザ』と『とれとれのタコをまるまる一匹使った海の番長特製大たこ焼き』を振る舞い、自分のファイトを観るよう説得する。
ガイトとのファイトに敗北したが、まだ使いこなしていない必殺技を使用した反動で生命の危機に瀕したガイトに向けて必死に言葉を投げ掛け、彼が死の運命に抗った際には「復活祭りじゃ~!」と喜んだ。その後、自分の本心を話すガイトに対し励ましの言葉を送る。
ワールドバディマスターズの舞台を去る事にはなったが、バッツが大会を続けると言ってくれたと牙王から報告を聞いて「安心して大会を後に出来る」と言及している。
ワールドバディマスターズ決勝直前(10話)に開かれた記者会見の会場で再登場。
「決勝戦祭り前祝い祭り」としてご馳走を差し入れし、その内の特大タコピザでバッツの機嫌を直し、そのまま決勝戦を見届けた。(~11話)
決勝後、大会の閉会式に参加。
その後、牙王の優勝祭りを開こうと仲間たちを船に招待している。
そのまま優勝者の牙王に贈られたミラージュカードが奪われる現場に遭遇した。
12話では大空カナタがウィズダムとファイトをして時間を稼いでいる間、ちびパンダ、虎堂ノボルと共にいなくなってしまったバッツを探していた。
13話ではバッツが牙王の元に戻った後、彼を助けるのと同時に船へ帰還。
ウィズダムに敗北し傷ついたカナタを介抱した。
カナタが目を覚ました後はノボルと大森爆、宇木くぐると共に牙王とウィズダムのファイトを観戦していた。
超穂高にて行われた合宿の最終日(22話)で再登場。
一週間、魚を釣る事に苦戦していたため遅刻したが、ぶんぶく師匠からは「お前はその調子でもっとデカい魚を獲るのじゃ」とアドバイスを貰った。
その後の宴会にも参加している。
27話では彼のバディ、デュエルイェーガーが他の仲間たちのバディと共に力を貸した事で竜牙雷帝のフラッグが完成する現場に立ち会った。
31話にてカードショップ『キャッスル』で開催されるあそバディカップの会場に魚を持って登場。
そのまま気毒スルーと牙王のファイトを観戦し、牙王のデッキで活躍する自身のバディ、逆天番長 デュエルイェーガーの活躍を見届けた。
その後、バッツにマグロ丼を振る舞っていた。
37話では、暴走したギアゴッドver.Ø99に襲われる牙王たちを助けるため、デュエルイェーガーと共に参上した。
漫画版での活躍
DDD(トリプルディー)編
初登場はコロコロコミック2016年6月号(単行本7巻の31話)だがこの時は姿が判明しただけで
コロコロコミック2016年7月号(単行本8巻の32話)で初めてセリフを喋る。
ノボルに勝利し、超東驚地区予選大会のベスト4入り。アニメ版と同じくタスクと準決勝を戦う事となる。
コロコロコミック2016年8月号(単行本8巻の33話)ではタスクに勝利し、決勝で牙王とファイトをする。
その後、コロコロコミック2016年9月号(単行本8巻の34話)で日本代表選抜大会の参加者として登場。
日本代表選抜大会はアニメ版と同じく先着3名以内に100勝しなければならないルールで、コロコロコミック2016年10月号(単行本8巻の35話)で98勝まで勝ち星を稼いだようだが大会が終了してしまった。
単行本8巻には日本代表選抜大会での彼の様子がおまけページに描かれている。
X(バッツ)編
コロコロコミック2017年5月号(単行本10巻42話)で再登場。
強敵を求めるバッツの対戦相手として牙王とファイトをし、デュエルイェーガーの新形態を披露した。
コロコロコミック2017年6月号と7月号では牙王とカナタのファイトを、8月号と9月号では牙王とウィズダムのファイトを観戦している。(単行本10巻43話~46話)
デッキ
『豪海竜王』
「波を割れ、無敵竜! ワシが海の番長じゃ! ルミナイズ、豪海竜王!」
コアガジェットは手で持てるサイズの太鼓型。
バディモンスターについて
『武神番長デュエルイェーガー』
海道大のバディ。
全長50mを超す超大型モンスター。
竜王番長属性のカードを手札から捨てる事で防御力を上げる能力を持つ。
クジラ船上学園(その頃の名前は船上学園)の船が漂流していた時に「千年は生きていて遭遇して生きて帰った者はいない」とされる伝説のバカデカスクジラと遭遇してしまった際、番長として皆を護ろうとする海道をデュエルイェーガーが助けた事がきっかけでバディとなる。
『剛腕無双番長デュエルイェーガー“リボルテッド”』
ドロップゾーンの竜王番長属性のカード8枚とデュエルイェーガー自身をソウルに入れ君臨するデュエルイェーガーの進化形態。
ソウルガードを9枚持つ無敵竜で、リボルテッドがセンターにいる限りファイターは効果ダメージを受けない。
その代わり『ライフリンク即死』であり、リボルテッドが倒されれば同時にファイターである海道も敗北する。
『灼熱怒涛番長デュエルイェーガー“ダイナマイト”』
ドロップゾーンに竜王番長属性のカードが15枚ある時、デュエルイェーガーの上に重ねてコールする事ができるデュエルイェーガーの進化形態。
怒りを力に変え、怒涛の4回攻撃を行う。
『逆天番長デュエルイェーガー』
竜王番長に加え、雷帝軍の属性がついたデュエルイェーガー。
雷帝軍属性のカードならどのワールドでも入れられるフラッグ『竜牙雷帝』を扱う未門牙王のデッキに力を貸す形で入っている。
ファイト中に1度だけ使える能力、逆天を持っている。能力の内容はメインフェイズ中に手札1枚を捨て、デッキの上から5枚をソウルに入れるというもの。
他に、ソウルのモンスターの枚数分、打撃力を+1する能力も持っている。