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済州航空2216便爆発炎上事件

ちぇじゅこうくうにせんにひゃくじゅうろくびんばくはつえんじょうじけん

済州航空2216便爆発炎上事件とは、2024年12月29日に済州(チェジュ)航空2216便として運行されていた、同航空のボーイング737-800型機が、大韓民国全羅南道に位置する務安国際空港において胴体着陸に失敗し、滑走路の外壁に衝突して炎上した航空死亡事故である。
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済州航空とは編集

 韓国南部を本拠地とする格安航空会社(LCC)である。


2216便とは編集

タイ王国・バンコクにあるスワンナプーム国際空港から務安国際空港へ向かう国際線で、旅行会社によるチャーター便であった。


事故機のプロフィール編集

処女飛行は2009年8月19日。アイルランドのライアンエアにリース導入され、同年9月4日引き渡しが行われたのち、2016年11月24日にリース返却された。 2017年2月3日に済州航空がリース契約し、同月10日から運用を再開した。事故2日前の同月27日には、2216便と同じバンコク→務安で運用されていたが、この出発時にエンジンが停止するトラブルが発生していたという。


事故の経過編集

 事故は現地時間9時7分頃 (UTC+9) に発生した。事故との因果関係は現時点では不明であるが、着陸を試みる前にバードストライクが発生し、機体に何らかの不具合が発生していた可能性が高い。最初、務安国際空港南側からの着陸進入をしていたが、降着タイヤが展開しなかったため、上空旋回して北側から別の滑走路への胴体着陸を試みた。胴体着陸後、飛行機は滑走路をオーバーランし、時速200㎞で路外フェンスに衝突した。事故の衝撃で分解した機体からは多数の乗客が投げ出され、乗務員2名以外の乗客・乗員179名全員の死亡が確認された。

その後、韓国は2025年1月4日までの国家追悼期間となり、国内で色々なイベントなどが中止または延期される、悲しい年末年始を迎えてしまった。

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