概要
旧キャラクターの設定が一新された『戦国無双5』から新規参戦した無双武将(プレイアブルキャラクター)。
駿河の大名・今川義元の姪。後に徳川家康の正室となる。伯父である義元には、目に入れても痛くないほど可愛がられているが、それ故か勝気な性格で、家康によく活を入れる。一方で、愛情深く献身的な一面も。
人物
義元と同じ薄緑色(今川カラーだと思われる)の、大胆なスリットの入った着物に身を包んだ美女。ウェーブの掛かった長髪をポニーテールにし、艶やかな孔雀の髪留めでまとめている。また、露出した脚に美麗な刺青が入っている。
髪型や装飾、化粧はやや派手寄りで、大人しげな青年の家康とは好対照。また、そのセクシー系の容貌と出で立ちは何処となく、前作『4』までの濃姫のキャラクター性の一部を継承した印象を受ける。
戦闘スタイル
使用武器は薙刀。
前作まで新武将(エディット武将)や一般武将用の汎用武器としても登場していたが、本作ではモーションが大きく強化され、他の長柄の武器(槍や大身槍)の中でも空中アクションをメインとした軽やかな動きが多い。
同じ使用者として羽柴秀吉がいる。
武将閃技は「天つ風」。前方・斜め左右の3方向にかまいたちを発生させながら上昇し、最後に縦回転しながら地上に落下する。
無双奥義は回転斬りを3回行った後に払い上げの一撃を放ち、皆伝になると更に2回の払い上げが追加されるとともに前方に大竜巻を発生させる。発動時にウインク、技の最後に投げキッスなど、こちらもセクシーなムーブが多い。
その他
モデルについて
瀬名のモデルは史実では築山殿(駿河御前)とも呼ばれた瀬名姫。
家康の長男・松平信康の母としても知られる。また当時侍女であった於万の方(長勝院)が家康の子(後の次男・秀康)を身籠ったことを知った際は激しく嫉妬して於万を殺さんばかりに責め立て、慌てた家康が於万を家臣の屋敷に避難させたとも伝えられており、こうした苛烈さが本作の瀬名に「勝ち気」という形で落とし込まれたのかもしれない。
しかし、後にこの信康が敵方の武田勝頼と密通していると疑われ、織田信長の逆鱗に触れ母子共に死罪を命じられ、徳川の家臣服部半蔵により殺されるという悲惨な末路を辿っている。
そして、本作の2ndTrailerでは「無垢な花が煤けてしまうとしても」前に進むと宣言する信長と、悲痛な顔をした家康が映っている……。
関連タグ
早川殿:前作『戦国無双4』にて登場した北条氏康の娘。『5』では未登場のため瀬名との接点は描かれていないが、彼女も同じく義元と伯父姪の関係にある。