実際に作品につけられているタグは「火黒」が多い。
しかし「火黒」タグ表記のみの場合、別漫画のキャラクターが検索結果に含まれてしまう。
他作品のファンに迷惑をかけないためにも、腐向けが苦手な人に不快な思いをさせないためにも「腐向け」「黒バス【腐】」などのタグを併記することが望ましい。
また、棲み分けのために「単なるコンビを描いた腐向けでない作品」にこのタグをつけるのは避けるべきである
概要
漫画『黒子のバスケ』に登場する火神大我×黒子テツヤの腐向けカップリング。
筋骨逞しく高身長のスポーツ少年が多い登場人物達の中にあって、「体格的に恵まれず、人の印象に残らないほどおとなしい外見」の少年が主人公であるという、体格差萌えのシチュエーションから、黒子受けジャンルは早くから存在したが、その中でも定石と言えるカップリングである。
原作における非常に重要な関係性の一つ「光と影」であり、親友であり、激戦を共に闘う相棒でもあり、互いに高め合うよき理解者同士である。
ちなみに普段の学校生活では同じクラスで、席は窓際最後尾前後(黒子が後ろ)。
そこに加えて原作にこれでもかと二人の信頼関係を確かめあうイベントが目白押しなので、この漫画が一部のお姉様方からも熱く支持される重要な働きをした二人といっても過言ではない。
身長差は22cm。余談だが、イニシャルが同じである。
見所
主人公と準主人公、光と影、同級生で相棒という間柄から、火神と黒子の絆は(腐女子のフィルターを外して見ても)ストーリーが進むにつれ深まっており、今では作中屈指の熟年夫婦のような強固な信頼関係を築いている。
だが最初から相思相愛であった訳ではなく、現在の関係に至るまでの山あり谷ありの過程が原作では丁寧に描かれている。それこそが火黒の最大の魅力である。
具体的に言えば、第一話では火神にとっての黒子はハンバーガー1個分の評価にしか値しなかった上に、黒子も黒子で火神を「キセキの世代」を倒す為に利用しようとしていた。試合を重ねる内に火神は徐々に黒子の実力を認めていき、黒子も自分の考えを改め、火神と一緒に日本一を目指す事を宣言し、IH予選後の仲直り以降は口喧嘩やどつきあいをしながらも良好な相棒関係を築いている。例のフィルターを通して見れば、ここにケンカップル、いやどつき漫才夫婦が誕生した訳である。
その他にも既刊22巻現在、
- 同じクラスで席が前後
- 身長差22cm、体重差25kg
- ボディタッチが非常に多い(黒子の頭をよく掴む、よろめく黒子を腰に手を回して支える)
- 特に初期はどつきあいが多く見られたが(IH秀徳戦、霧崎戦など、黒子から手を出すことが多く、また火神は利き手ではない左手で返すことが多い)、霧崎戦後のNGでの殴りあいを最後にWC編以降は口喧嘩のみ
- 火神と黒子の喧嘩は日常茶飯事と認識されている(日向:「おーやっとるやっとる」、伊月:「大丈夫 あれいつもの光景だから」、木吉:「いいコンビじゃないか」)
- 初期は少し傍若無人であった火神の包容力と気配り(俗に言う旦那力)が巻を追う毎に上昇(ストバス回でタオル手渡し、WC桐皇戦インターバルで上着を持ってきてくれる、わざわざ外の自販機までポカリを買いに行ってくれる、等)
- 冗談の苦手な黒子がよく火神をおちょくる(NG、4コマ、テツヤ2号関連)
- 火神は黒子と2号の目に弱い(74Q)
- 試合観戦時は常に隣同士(桐皇VS海常戦、海常VS福田総合戦、洛山VS秀徳戦)、ストレッチも二人で組み、寝る時も隣同士
- 集合時など、黒子がいないことに気づくのは常に火神、探しに行くのも火神(海常練習試合後、桐皇VS海常戦インターバル、霧崎戦後、アニメ25話終盤)
- 温泉回でのぼせた黒子を介抱するのも当然のように火神
- 基本的には熱くなりやすい火神を黒子がストッパー役となり諌めるが(海常戦、秀徳戦、丞成戦、霧崎戦)、逆に取り乱す黒子を火神が落ち着かせる場合もある(主に桐皇戦)
- 火神、黒子について:「オマエバスケやめた方がいいよ」(1Q) → 「あんな小せえ背中にもう何度も助けられてきたんだ 今度はオレがアイツを助けるんだ!!」(121Q)
- 黒子、火神について:「本当は… 火神君でなくてもよかったんです」(57Q) → 「火神君に会えて 本当によかった」(140Q)
- 青峰、火神について:「お前の光は淡すぎる」(39Q) → 「運命の影に出会った真の光」(189Q)
等々、非常に多くの萌え要素を備えている。
さらに今後はラスボスである洛山高校に挑むに当たってもう一度試練にぶつかり、それを乗り越え絆を再確認するイベントがある可能性が高い。
2013年秋にはアニメ「黒子のバスケ」2期も放送する為、本誌、アニメともに これからも目が離せない。
その他
他に火黒の魅力を堪能できる公式媒体には以下のものがある。
アニメ
- エンドカード:1話(密着度が高い)、9話(ゲーセンデート)、15話(ストバスデート)、25Q話(火神が黒子の肩に腕を回してる)
- ED差し替え15話
- DVD/BD特典CD(特に2巻では休日に買い物に出かける二人や、黄瀬に追い掛け回され逃げる二人が聞ける)
- DVD/BD1巻及び5巻のジャケット(比べると二人の表情等に変化が見られる)
- ナチュラルに回しのみ(22話)→黒バス22話間接キス事件、アニメオリジナル(25話終盤)
- デュエットソング
- 黒子のキャラクターソング
- 第2期OPラストで火神から黒子に飛びついている。
アニメ以外の媒体
- 公式ファンブック(仲いい人にお互いの名前を出す、ベストコンビ賞1位等)
- 小説(肝試しで一緒にペアを組んでいる)
関連イラスト
関連タグ
黒バス9話エンドカード事件 黒バス15話エンドカード事件 黒バス22話間接キス事件
火黒の日(火黒の日2012 / 火黒の日2013 / 火黒の日2014)
逆CP: 黒火