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概要

漫画「鬼滅の刃」に登場するキャラクターの竈門炭治郎×時透無一郎のカップリング。

炭無」だと他カップリング名と名前が重複する可能性があるため「炭時」と表記されることが多い。上記の他に表記揺れとして「たんむい」や「炭むい」「炭無一」も存在している。

ネタバレ

以下、単行本12~15巻のネタバレと編集者の自己解釈を含みます。閲覧自己責任。

ある時、鬼殺隊でありながら鬼の妹を連れていることを柱(鬼滅の刃)から指摘され炭治郎は裁判にかけられる。

処罰を求める者、様子を見るべきと言う者、様々な意見が飛び交う中で無一郎は炭治郎の処遇について「(炭治郎が鬼殺隊として認められてもそうでなくても)どちらもでも、すぐに忘れるので」と言い放ち、他人に対して無関心な様子を見せる。

それは過去にある出来事が理由で記憶喪失となっており、また脳内が常に霞がかったような状態ですぐ物事を忘れてしまうからであった。

無一郎は鬼殺隊の管理者である産屋敷耀哉から「確固たる自分を取り戻した時、君はもっと強くなれる」「失った記憶は必ず戻る」「きっかけを見落とさないことだ」等と告げられていた。それを信じ己のことも過去の記憶も何もかもが分からないままに刀を振るっていた。

しかし、炭治郎とのあるやりとりをきっかけとし、無一郎は徐々に記憶を取り戻していくこととなる。

記憶を取り戻した後の無一郎は闘いの最中に炭治郎をアシストしたり、記憶を取り戻すきっかけをくれた炭治郎へお礼を言ったりと変化がみられる。

柱が直々に下級隊士へ剣技等の指導をする柱稽古では、自身の稽古をきちんとこなす炭治郎を砕けた言葉遣いで褒めたたえ、満面の笑みを見せていた。

隊士としての振る舞いがしっかり出来ている者には優しく微笑みかける彼の一面は無一郎の元々の性格の良さが窺える。

その後、炭治郎と無一郎が直接話す場面は少ないが、炭治郎の当然のように人の為に動ける優しさは文字通り光となり無一郎の霞を晴らしたと言えるだろう。

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