旧作
暗黒星団帝国の戦艦グロデーズに搭載されている。光弾の色はオレンジ色で、左右2門の砲門から同時に発射される。威力はヤマトの新波動砲に劣り、デザリアム星の戦いでは数隻がかりで斉射したにもかかわらず、ヤマト1隻の新波動砲にパワー負けして丸ごと呑み込まれ、グロデーズの方が消滅している。
PS2版『宇宙戦艦ヤマト 二重銀河の崩壊』では、名称が「無限β砲」となっている。劇中の描写でも数隻の斉射で押し負けていた映画版とは異なり、最終的には自砲の方が射線をそらされたものの、1隻で波動砲と正面から押し合うほどの威力を見せている。
リメイク
「3199」でも登場。2章で初めて披露され、艦長ランベルはノリノリで音楽を聴きながら、前方のボラー艦隊にぶっ放すよう指示を飛ばした。
旧作とは形状が異なっており、グロデーズ艦首に新設された3本角から前方に未知のエネルギーを集約させ、か〜め〜は〜め〜波!のように撃ち出すものに変更されている。また、エフェクトもオレンジ色の光弾から、デスラー砲にそっくりな真っ赤な極太ビームに変更されている。
また、旧作で無限ベータ砲だった砲身は、今作でも健在であるが、無限ベータ砲発射時も砲口が光る等の描写が無かった事から、関係ない大口径単装砲に変更されていると思われる。ただし、無限ベータ砲展開時(3本角のうち、上部の1本が伸びる)、連動して展開される構造になっているらしき描写がある。
威力は大幅に向上しており、当たった相手だけでなくその周囲の艦も巻き添えで一斉に爆沈しており、拡大波動砲並みの威力があると思われる。