殿堂王来空間を巡る中でモモキングは、ふと力がみなぎってくるのを感じた。それどころか、暴れ回りたいという抑えたがたい衝動が身体の内側からこみあげてくる。何もかもを壊したい。何もかもをなぎ倒したい。そんな欲望に飲み込まれそうになり、気づけばいつの間にか刀を振り下ろす寸前だったことで、モモキングはボルバルザークの「歴史の裏側を受け止める度量を持つ」という言葉の真の意味を知ったのだった。
カードとしての能力
無頼 ダイチ-3 |
P(C) 水/火/自然文明 コスト3 |
クリーチャー:ビーストフォーク/ディスタス 3000 |
G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) |
ササゲール3(ディスペクターを召喚する時、コストを3少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない) |
概要
DMSD-19「キングマスタースタートデッキ ハイドのディスペクターN・EXT」にて登場したクリーチャー。
初の3色ササゲール能力を持つディスタス且つ初のササゲール3能力を持っているクリーチャー(なお、それ以外の3色ササゲール能力持ちのクリーチャーはDMRP-20で収録されている。もちろんこのクリーチャーも再録され、レアリティがC(コモン)になった)。
それ以外の能力はG・ストライクしか持っていないため、バトルゾーンに出した時の能力や破壊された時の能力を持っていないものの、ササゲール能力のコスト軽減が3と大きいため、次の自分のターンでコスト7までのディスペクターを召喚することが出来る。
但し、1ターン経過する前に除去されてしまうと、ササゲール3能力を使えずにバニラ同然の活躍で終わってしまう。パワーは3000であるが、それでも火力呪文やマッハファイターで対策されてしまう可能性もある。
元となった呪文はあの有名なプレミアム殿堂である母なる大地。カードイラストには母なる大地に描かれているクリーチャーに酷似している。
関連タグ
母なる大地:元となった呪文。