CV:清水愛
レベル2から4の合成能力者(アニメではメタモルフォシスと呼称)。初登場時14歳、現在は高校生。
念力、催眠、遠隔透視、予知を組み合わせ、自らの体および身体能力を狼に変身させる。動物の感情や言葉を理解する、嗅覚に酷似させた能力を用いて探査を行うなどの能力は、獣化していない平常時であってもある程度行使することができる。
実家の犬神家は代々、獣を模した超能力を使う家系で、かつては「人狼の一族」と言われていた。その能力を使う一族に生まれた為か、非常に大飯食らい。小動物イジメが好き。
動物の体をイメージ化することで、無意識レベルまで高度なコントロールを可能にしているが、空腹になるほど獣としての能力が上昇し、限度を越えると欲望を満たすだけの本物の獣になってしまう。
ザ・チルドレンを相手とした実戦テストの中、皆本の発案により狼以外の動物への変身能力に開眼。以後短時間ながら飛行能力をはじめとした様々な能力を応用できるようになった。
試験時に薫の殺気に気圧され自分の上位に置いたため薫たちを姐さんと呼ぶ。初登場時はそれなりに理性的な受け答えをしていたが、暴走以後は深く物事を考えない本能的なキャラへと変貌した。普段の行動は完全に動物。ただし頭が悪いわけではなく、学力は普通にある。
チームメイトで幼馴染の明とは家がらみで付き合いが長く、彼に対しては深い信頼を寄せている。彼が敵に傷つけられたことに激昂したり、小鹿が担当指揮官に赴任してきた際、明が小鹿ばかり構っていたことにやきもちを妬いたことも(明はチルドレンに指摘されるまで気づかなかった)。また彼女が常に身につけている勾玉の首飾りは回想から察するに明から渡されたものらしく、アニメ版ではそこのあたりを強調してそれを宝物のように大事にしていた。
汗を舐めるとストレス物質を検出できるという妙な特技が増えた。ただし、名前は正確に言えないので明のフォローが必要。