概要
1週間前から変なことが起こってるちょっと聞いてくれ。
最初に言っておくが俺は妄想癖でも総合失調症でも病気でもなんでもない。
笑わないでくれよ。ガチだ。
最近猫の忍者に狙われてる。
「猫の忍者」とは、上記の書き込みから始まるネットミームである。
2008年3月21日、2chオカルト板「身のまわりで変なことが起こったら実況するスレ151」に、奇妙な体験談として書き込まれたのが最初。
以後、投稿者の体験談として、四六時中猫に付きまとわれ、時には襲われるという内容の書き込みが行われるようになる。
体験者による一連の書き込みが行われたその後、「猫の忍者」騒動はしばらくの間、盛り上がりを見せた。
実況中に猫の忍者が体験者宅の窓を叩いたり、その際に猫の忍者と思しきモノを撮影したという写真や動画をアップしたり(現在はそれらの写真や動画は、掲載サイトの終了により視聴は不可能)、「猫の忍者」の話題だけで別スレッドが建てられたり、スレ住民の中から実際に現地調査へと赴く者が現れたりと、いわゆる「祭り」の状態に。
その後、「猫の忍者」の盛り上がりは現地(埼玉県の某市(最寄り駅は杉戸高野台駅)と思われる)に赴いた人物たちの報告(当然ながら、猫の忍者は見つけられなかった)が終わると、急速に勢いを無くす。体験者の偽物が現れたり、「釣り」の疑いが出たりした後、2008年4月16日「猫忍・二ノ巻」スレは651を最後の書き込みとし、終息していった。
「猫の忍者」の具体的な姿
ミーム内に登場する「猫の忍者」の具体的な姿は、以下のようなものである。
- 見た目:猫(ロシアンブルー)
- 毛:毛並み、長さもロシアンブルーみたい
- 体長:50cmほど
- 体格:全体的に普通の猫の1.5倍
- 鳴き声:まだ聞いたことがないが仲間と向かい合ってなにかを話してるようにも見える。
- 特徴
:仕草は人間そのもの。犬みたいに匂い嗅いでるような仕草が多い。
:現在確認できているのは黒と灰色の種類。
:二足歩行。
:ぼろい黒装束。忍者っぽい。服はマントのような感じ。確認はできてないがフードが付いてるっぽい。
:ギザギザな刀のような物を持っている。片手で持っていたがどうやって持っているかは不明。
元の書込みからは、体験者がなぜこの「猫の忍者」に襲われたのか。その理由は不明。
関連作品
原作・ファイル7(アニメは八話)「猫の忍者に襲われる」に、元ネタのネットミームとして登場。劇中でも実際に「猫の忍者」が登場し、襲撃してきた(なお、本作品では「猫の忍者が襲ってきた原因」には、作品独自の理由が付けられている)。
劇中に登場し交戦した「猫の忍者」は、二匹。
片方はロシアンブルーを思わせる灰色の毛並みに、ボロボロの黒装束をまとい、刃がギザギザの刀のような武器を持つ(猫の手でも、片手で保持していた)
もう片方は、毛皮が黒く、フード付きマントのようなものを着て、「鎌状の刃が四方に突き出た、信じられないほど見た目の邪悪な武器」を手にしていた(「まるで中央アフリカの投げナイフだ」と、劇中でも言われている)。
アニメでも二匹登場したが、二匹とも同じデザインの忍者装束を着ている。また、持っている武器も、二匹とも同じアフリカ投げナイフになっていた。
なお、余りにも忍者らしい格好の「忍者な猫」の登場にニコニコ動画では「アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?」のコメントが殺到したのは言うまでも無い。
ちなみに、アニメ版の同エピソードの放送日は、2月22日。
ニャンニャンニャンで「猫の日」であり、
ニンニンニンで「忍者の日」でもある。
関連タグ
ミュータントタートルズ:直立した動物が忍者と化した繋がり。こちらは亀。
ヤッ太郎 プルルン スカシー:こちらも「猫の忍者」である。アニメ「キャッ党忍伝てやんでえ」に登場する猫のアニマロイドであり、秘密忍者隊ニャンキーのメンバーである。