👅概要でございます👅
小雨大豆の妖怪漫画「月歌の始まり」に登場するキジの九十九神・ぽむなが用いる台詞。
彼女が何か「美味しい」と感じた時に遣われる。
👅用法でございます👅
「甘露(かんろ)」とは、作中の様子と照らし合わせれば「美味」「旨い」などの意味合いをもつ単語だと推測される。そして、食に拘りと美学を信条としている妖女・ぽむなの人物像から、上品に「美味しいものでございます」のような心情が込められていると窺える。
具体例をいえば―
- 食後の場面なら
単純に調理した料理を食べた感想として「美味しい。美味しい。」と上品に述べている。
- 食前の場面なら
これから頂くことの楽しみとして「極上の食材と出逢えて嬉しく思います。」といった洒落た言い回しを述べている。
といった言葉遣いだろうか。
👅関連でございます👅
👅類語でございます👅
発言者の独特な発音(イントネーション)から、料理の美味しさが伝わる響きがありますね。
奇妙なシェフの丹精を込めたイタリア料理を食して、あまりの衝撃(デリシャス)から、不良高校生がぶっ飛ぶほど受けた感激が伝わりますね。
精悍で炎の如く血気盛んな青年が食す様子は実に清々しいですね。
👅ヒンナ
とある狩猟金塊争奪作品では、食卓の際に「食事に感謝する言葉」として用いられる言葉なそうですよ。ただ食すのでなく、命を頂く真摯な姿勢を感じられる言語文化が素晴らしいですね。これはヒンナヒンナでございます。