概要
永夜抄三面道中において、中ボスとしての彼女が繰り出してくる。
三角形に布陣を組んだ使い魔(魔法陣)から丸弾を撃たせつつ、自機狙いの大玉を三方向に発射する技。
作中の設定においては『世界最古のピラミッドパワー』を示したスペカであるらしい。
産霊とは神道における、万物の創造・成長を司る存在の事。
日本神話には『高皇産霊(たかみむすび)』『神皇産霊(かみむすび)』など産霊と名のつく神が多く、中でも高皇産霊は同じ永夜キャラである永琳のモチーフ『八意思兼神』の父である他、彼の子孫にあたる神が神武天皇になったと言われている。
永夜抄での慧音のスペカは天皇制の歴史を表した物で構成されており、神武天皇はこの次のスペカ『始符「エフェメラリティ137」』に引き継がれている。
ファーストピラミッドの由来は高皇産霊と神皇産霊、及び二柱の父である『天御中主(あめのみなかぬし)』が神道における初期の神『造化三神(=三角形)』と呼ばれている事から。
また、産霊はその読み方の通りおむすびの語源とも言われており、スペカの形式に合致している。