概要
異邦の暗殺者とは、2023年にスクウェア・エニックスより発売されたロールプレイングゲーム「Octopath Traveler II」に登場する、特定のキャラクター群を指す呼称である。
異邦に出自をもつことを仄めかすキャラクターはソリスティア大陸の各地に点在するが、ブライトランド地方/クロックバンクの酒場二階にいる老人、およびクレストランド地方/西メリーヒルズ山道の窪地にいる男たちは明確に暗殺者だと言及されている。
単に異邦の暗殺者という場合は、特に後者の男たちを指す場合が多い。
戦闘および報酬
クロックバンクの老人は、ヒカリの「試合」やオーシュットの「けしかける」が通用する。
勝利して覚える技は「暗殺術・致命の牙」。
短剣による4~8回ランダム攻撃に加えて確率依存の毒付与をもち、シールド削りや毒弱点付与の補助に適した、強力なスキルのひとつである。
西メリーヒルズ山道の男たちは、会話から直接戦闘を挑むことができる。
勝利すると、商人の「傭兵よび」に「異邦の暗殺者」の選択肢が追加され、50,000リーフを支払うことで「エナジースティールダガー」を1回(ブーストにつき+1/最大4回)唱える。
敵全体に大ダメージを与えつつ、味方全体のHPとSPを大幅に回復するきわめて優秀な効果をもち、バトルジョブに商人を装備するだけでステータスに関係なくアタッカーとヒーラーを兼ねるため、ラスボス戦や裏ボス戦でも活躍する。
なお、異邦の暗殺者を倒すと四人あわせて20000EXPという非常に高い経験値を得られるため、アルロンドの「宝のにおい」でEXP10倍やEXP100倍効果を加えると、作中随一のレベリング効率を発揮する。
海外における表記など
英語版ではForeign Assassin。
強烈な性能は万国共通であり、裏ボス戦などハードな戦闘では商人がとかく異邦の暗殺者を乱発しがちであるため、そのバラマキ具合は半ばネタにもなっている。