曖昧さ回避
- 「ファイアーエムブレム風花雪月」に登場する巨竜。
概要
セイロス聖教会のシンボルマークとして描かれている、女神の御使いとされる白い竜。
その姿はその名の通り白く、四足歩行に翼を生やした竜、という姿である。
ネタバレ
しかし、果たして君には、
本当に覚悟があるのだろうか?
真実を知る覚悟だよ。
真実を知ることが、君にどのような
変化をもたらすのか、私にはわからない。
知らなければ良かったと後悔することに
なっても、後戻りはできなくなる。
それでも、君は真実を知る覚悟はあるか?
グル…ギャオォォォォォォォン!!!
その正体は、ソティスに創られた最後の眷属である聖者セイロス。つまるところ大司教レア。
彼女が白きものであることが初めて分かる時は白雲の章の最後。帝国軍が迫る中、単身「白きもの」となり生徒たちや主人公たちを守るべく帝国軍に立ち向かった。
また、銀雪・紅花ルートでのラスボスでもある。
銀雪・紅花ともに前作、前々作のラスボスが持っていた竜鱗や邪竜の鱗のように被ダメージを半減し、即死効果と状態異常、混乱効果を無効化する「古竜の鱗」と受けるダメージを70%軽減する「竜鱗障壁」によって被ダメージを15%に抑えてくるため、数値の数倍の耐久を誇り、急所隠しで必殺の一撃を食らうこともない。もちろん「応撃」も完備している。
紅花の章では、前述の効果に加え、「古竜の逆鱗」によって守備と魔防の低いほうに対して攻撃するため、アーマー系の守備の高さに安心していると魔防を刺されロストしてしまう可能性が高い。また、「巨大な翼」による効果で剣槍斧と戦うとき、回避が+30され、攻撃を当てにくくなってしまう。
銀雪の章では、共通している効果に加え、「聖竜の大角」と「ほとばしる光」、「祈り」が追加される。「聖竜の大角」は周囲10マスに白き獣がいれば、HPを全回復するというインチキじみた効果であり、この「白き獣」自体の戦闘力もかなりのものであるため、厄介極まりない。セテスは、「やめておけ。“白きもの”……レアが受けた傷は、白き獣が肩代わりしてしまうらしい」と発言しているが、本当のところ回復するだけで、周囲10マスの白き獣が倒れるといったことはない。「ほとばしる光」は本来溜めが必要な範囲攻撃のためを無くすというもので、銀雪の章の白きものの猛撃は「霜雪」であり、この範囲攻撃には相手の守備・魔防を無視して攻撃するという効果と、本来は範囲内にいる敵にもダメージが入るのだが、「霜雪」は範囲内にいる敵のHPを回復する効果がある。つまり、HP受け以外は不可能ということになる。「祈り」は汎用スキルであり、自軍も使えるが、白きもののそれとこちらの祈りは比較にすらならない。なぜなら、白きものの幸運は51あり、祈りは幸運の値の確率でHP1で耐えるという効果のため、約半分の確率で耐えられてしまう。なんとか撃破を目前にして祈りで耐えられて「ほとばしる光」でためを無視した猛撃「霜雪」で最後の最後にユニットをロストしてしまったという報告が後を絶たない。そして、主人公の専用武器「天帝の覇剣」の戦技「覇天」でかっこよく倒そうとしたら祈りで耐えられて締まらない状態で最終回を迎える実況シリーズも数えきれないほどある。
ヒーローズ
名義としては未だ出ていないが、「白きもの」レアとしてユニットになっている。また、「白き慈母」「豊穣の魔女」「白きもの」すべてのバージョンで攻撃するとき、この竜の形態になる。なんなら「伝承の聖者」セイロスでも白きものの形態で攻撃する。