白蘭とユニの、ミルフィオーレファミリーのボス同士のカップリング。
未来編の少し前の話
新興ファミリーのジェッソファミリーのボスであった白蘭が、古株ファミリーであるジッリョネロファミリーのボスであるユニを呼び出したのが初対面となる。
白蘭がユニとの一対一の話し合いを要求し、それをユニが承諾し話し合いのテーブルに着いたかと思われた。
しかし、劇物を盛られたユニは会談が終わる頃には人格を失い白蘭の操り人形となった。
未来編
沢田綱吉達が飛ばされた10年後の未来で、この二人はミルフィオーレファミリーのツートップとなっていた。
元ジェッソの構成メンバーからなるホワイトスペルは白蘭の、元ジッリョネロの構成メンバーからなるブラックスペルはユニの配下となっている。
(実態は上述の通りすべて白蘭の手中。ブラックスペルのメンバーはあくまでもユニを守るために白蘭の命に従っている。)
未来編の中盤までγの回想などでしか出番がなかったユニが正式に登場したのはチョイス終了後。
「白蘭が正一との約束を反故にするというのならチョイスを無効にする」と宣言し、ツナにおしゃぶりと共に自身を守って欲しいと頼み込み、ボンゴレファミリーと共にわずかな時間を過ごすこととなる。
一方、ユニがもたらしたおしゃぶりの輝きを見た白蘭は、「ユニこそがトゥリニセッテの要」と確信し、ミルフィオーレから脱退したユニを追うことに。
その後、ボンゴレとミルフィオーレの戦いが激化する中、ツナの持つボンゴレリングと白蘭の持つマーレリングに共鳴した大空のおしゃぶりにより、ユニも激戦地へと誘われた。
ユニがツナの下に逃げ込んだのはアルコバレーノ復活の時間を稼ぐためだったが、いち早い復活を促すため、ユニは全身に炎をまとっておしゃぶりに炎を注ぎ始める。
そしてγと共に命を燃やし尽くしてユニは消えた。
ツナも白蘭も激昂したが、理由は反対のものだった。
ツナ→白蘭の身勝手のせいでユニとγが命を落とさなければならなかったことへの悲しみ、怒り
白蘭→真のトゥリニセッテに至るためのカギが、壊れてしまったことへの悲しみ、怒り
あくまでも未来編まで、白蘭にとってユニは道具でしかなかった。
その後、ツナの渾身の一撃で白蘭は消し飛び、マーレリングは封印された。