CV:鈴木愛奈
人物像
住民全員が戦闘員で構成された「桃源」と呼ばれる村の出身で、幼いながらも驚異の身体能力で大人を叩きのめせる実力を持つ。愛用の武器はトンファ―。
年相応に子供っぽい性格で、故郷では負け知らずだったせいか自信過剰なところがある。ツキカゲに過去に同郷のものを倒されたことを根に持っており、その因果で敵対組織「モウリョウ」に雇われた。
ちなみに白虎というのは「四聖獣」と呼ばれる称号の1つ(作中で詳しく言及されていないが、村でトップクラスの実力者4人に与えられるものと考察される)で、本名は「范圓圓(ファン・イェンイェン)」。
活躍
姿は1話から確認されたが、正式にツキカゲと接点を持ったのは3話以降となる。
3話にてツキカゲと戦闘。大量の機械兵を先行した師匠チームにけしかけ、自身は単独で行動していた源モモを急襲。しかし弟子達が集結したことで彼女たちのチームワークの前に敗れてしまう。
その後捕縛され、拷問で情報を吐かされそうになるも、モウリョウに飲まされた薬のせいでモウリョウに関する記憶を失いそのまま保護される。
5話ではツキカゲの施設の掃除を愚痴りながらしている。故郷に戻りたいと進言しているが飲まされた薬物が今後にも影響(命の危険や再度の記憶喪失等)があるか経過観察する必要がある為、渋々留まっていた。
6話でもまだツキカゲの施設内にいたが、半蔵門雪が故郷から届いたメッセージを持ってきた。それは任務失敗による「称号の剥奪」と「村からの永久追放」という幼い彼女にとっては痛烈過ぎるものだった。
7話と8話。行く宛がなく施設で雑用しながら過ごしていた。初めの方こそ反抗的だったが徐々にメンバーとも打ち解け、特に青葉初芽と八千代命にはかなり懐くようになった。
そして10話。モウリョウとの決戦を前に、カマリ・モノミ・ラッパたちと同じ紫のスカーフを巻き、サポートメンバーとしてツキカゲに加勢すると宣言した。(本人曰く、四つのシノビ)
しかしカトリーナ・トビーと共に待機中、密告者によって仕掛けられた爆弾の爆発に巻き込まれてしまう。
最終話。絶望的な状況の中モウリョウに戦いを挑むツキカゲ。そんな中、敵兵器「ゲッカコウ」の稼働停止を担当した相模楓のもとにカトリーナと共に援軍として登場。実は死を偽装して裏で密かに活動していた。
戦闘後は初芽達と仲良く食事をするシーンがあり、9か月後を描いたエピローグでは初芽とともにツキカゲのサポートメンバーとして活躍する彼女の姿があった。
余談
登場当時は声優ネタで邪神ちゃんと呼ばれたり、ドロップキックしそうと言われることもしばしば。
声色、強気な態度、拷問、掃除、故郷に帰れない等の描写でそれらが一層際立った。
そしてとうとう公式の幕間ショートストーリーである「リリスパ Intermission」第9話では…
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郡千景 - タカヒロの別作品『勇者であるシリーズ(乃木若葉は勇者である)』の主要キャラクターであり、担当声優が同じ。鈴木愛奈は唯一、勇者であるシリーズとRELEASE THE SPYCEの両方で主要キャラクターの役として出演している。実際、リリスパでのコラボイベントでは樹から「声は千景さんに似てる」と指摘されていた。