解説
恋愛物語『君の名は』のヒロイン「氏家真知子」が、1953年(昭和28年)松竹制作の映画版の中でしていたストールの巻き方の通称。
簡単に言うと「ストールで首全体を覆う様に巻いた格好」である。
もともとは真知子役の岸恵子が北海道ロケで寒さをしのぐために私物のストールで首を覆ったものが始まり。このストールは神奈川県横浜市中区の馬車道の店で買ったものとされている。
北海道が舞台となるのは第二部からだが、第一部でも冒頭の佐渡島に向かう船のシーンで真知子が似たようなストールの巻き方をしている場面がある。
「君の名は」のファンの女性たちの間で、その巻き方を真似する事が流行し「真知子巻き」と呼ばれるようになった。
1991年に放送されたNHK連続テレビ小説版でも鈴木京香により踏襲されている。
Pixivではメイン画像のように似た名前のアニメ映画のヒロインが真知子巻きをしているイラストも散見される。
関連タグ
ヒジャーブ イスラーム女性(ムスリマ)が着用する薄絹地の服。宗教上及びいろんな気候に対応できる理由で広まっていて、類似した形態になっている。
フリーレン巻き 葬送のフリーレンの主人公フリーレンがマフラーでやってる巻き方。正式名称は「片リボン巻き」であるが、呼び名の経緯が類似している。