カードとしての能力
自然文明 (3)
禁断クリーチャー:禁断/フィオナ・ガーディアン 12345
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を見て、その中から1枚をマナゾーンに置く。その後、このクリーチャーに封印を3つ付ける。
(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドが出た時、その持ち主はそれと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。封印されているクリーチャーは無視される)
概要
DM23-EX2「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」で登場予定のレジェンド。
禁断クリーチャーの特徴である封印ギミックこそあるが、封印が完全に解放された際の効果を持たない。その一方、コスト3でありながら打点も非常に高い為、早々に封印解放してアタッカーとして運用したい。
このカード最大の特徴は、禁断機関VV-8の様な登場時効果。
あちらと異なりマナ加速となり、デッキの上から4枚チェックし、そこから好きなカードをマナゾーンに置ける。マナゾーンからの展開や、多色デッキで基盤となる色の確保に使える。
このクリーチャーを召喚すれば4マナとなる為、次のターンにインフェル星樹を召喚、からの封印解除とマナ加速、更に2枚ドローとアドバンテージを稼ぐことで、5から8のマナカーブをできる。
また、素のコストが3のため、キユリのASMラジオでの踏み倒しが可能で、デドダムと一緒に踏み倒すことで、マナがマナチャージしなくともインフェル星樹を出せる5コスまで到達する上、デドダムの効果でインフェル星樹のサーチが可能で、最速2ターンで封印を全て剝がしながら前述のアドバンテージを稼げる。
その他にも相手の場に飛ベル津バサ「曲通風」が入れば、3コス12000越えTブレイカーがデメリット無しで場に出せ、ツバサではなく相手の場にとこしえの超人にいた場合だと、前述のスペック持ちを出しながら加えて4マナブーストが破格のアドバンテージを稼げる。
3→5と綺麗にマナカーブが繋がる点や予め封印に狙ったカードを仕込める点で、火文明の爆流忍法不死鳥の術とも相性がいい。
踏み倒し候補には、強力なロック性能を有する龍世界ドラゴ大王や「鎮魂」の頂_ベートーベン・ソレムニス、EXライフによる耐性や強力な効果を有する火文明を含んだディスペクター勢力、大型で連ドラのボルシャックライシス・NEXや龍騎旋竜ボルシャック・バルガ、元殿堂入りのボルメテウス・サファイア・ドラゴンや勝利宣言_鬼丸「覇」などがいる。
余談
自然単色では初のレジェンドで、このカードが登場したことで、全文明に単色のレジェンドカードが揃ったことになる。名前の冠詞や描かれているクリーチャーの外見、パワーや登場時に自身に3枚封印をつけるなど一部能力が禁断機関 VV-8と酷似しているが、現時点での関連は不明。
ただ、フレーバーテキストではフィオナ・ガーディアンと禁断との関わりがあったことが示唆されている。フィオナ・ガーディアンはダママ団のルーツとされており、革命軍側で唯一禁断の力の一端であるD2フィールドに関連する能力を持っているが、ルーツであるフィオナ・ガーディアンが禁断と関わりがあったためと考えられる。
また、革命ファイナルの背景ストーリーでのVV-8は過去に存在したVV-8を再現した個体だが、過去に存在していた個体がこの個体なのかは現時点では不明。
禁断クリーチャーながら種族を持ち、封印を外すことで発動する能力禁断〇〇系統を持っていない珍しいクリーチャーとなっている。また、このカード以外で禁断クリーチャー関連で種族を持っているカードは、GSやディスペクターなどカードの種類がクリーチャーになったカードのみである。