概要
禁断クリーチャーの一種であり、デュエル・マスターズにおいて特殊極まりない終焉の禁断ドルマゲドンXのカードタイプ。
デュエマの常識をブチ破ったドキンダムを、更にブラッシュアップさせた独自のルールで使用する。
現状はドルマゲドンのみが該当するが、設定的にドルマゲドン専用のカードタイプ。
禁断クリーチャーでもあるので、禁断クリーチャーメタの効果はしっかり受ける。
解説
ドキンダムはデッキを構成する40枚の一枚としてカウントしたが、ドルマゲドンの場合はデッキの40枚に含まない。
ゲーム開始時に最終禁断フィールドである裏面の『FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜』を、「文明」と「カードタイプ」のみを持つ、『禁断コア』と呼ばれる専用カード四枚をリンクさせた中心部に重ねる。(メイン画像のイラストが完成する)
そして四隅に封印を置いてデュエル開始となるが、封印解除の手順はドキンダムよりも複雑化しており、本体である『FORBIDDEN STAR』により「各ターンに1つだけ」、「闇または火のコスト5以上のコマンドを召喚または「侵略ZERO」を使って出すことによってのみ」という条件が付いている。
ドキンダムの様な禁断クリーチャーは、侵略を使う等して1ターン中に何枚も封印を解けたが、ドルマゲドンの場合はその手段がとれない。
更に「コマンド、イニシャルズ、あるいは名前に《禁断》とあるクリーチャーでしか攻撃できない」、という攻撃制限まである。
この様にドルマゲドンを解放する「禁断爆発」は、ドキンダム程簡単ではないものの、零龍の様に構成パーツが解放される度に、固有の効果が発動していく。
以下固有の効果
- 左上
このカードから封印が外された時、相手のパワー1111以下のクリーチャーを1体、破壊する。
- 右上
このカードから封印が外された時、このターン、自分のクリーチャー1体に「スレイヤー」を与える。
- 左下
このカードから封印が外された時、このターン、自分のクリーチャー1体に「パワーアタッカー+2222」を与える。
- 右下
禁断爆発
このカードから封印が外された時、この最終禁断フィールドに封印が1つもなければ、裏返し、1体のクリーチャーとして合体させる。
この様にして出したドルマゲドンは規格外のスペックと、解除不能の封印を付けるという無茶苦茶な効果を発揮し、一気に勝利をもぎとる、まさに最後にして最強の禁断クリーチャーとなる。
余談
轟く覚醒レッドゾーン・バスターが存在するが存在する世界では、蒼き覚醒ドギラゴンXが水・闇のドルマゲドンの陣営にいる事が判明。
今後カード化されれば新たな最終禁断クリーチャーが登場する事になるが、デュエチューブでは『(ゲーム的に)本当に出せるの?』と言われている辺り、いかに最終禁断が製作スタッフに、ゲームバランス調整に大きな負担・影響を与えているのかが窺える。