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第7のパワハラ

だいななのぱわはら

パワーハラスメントの一つ。スポーツにおける重大な反則や、違法行為などを諌めたり、処罰したりする立場にある人が、その責任を放棄したり、放置したりする事。(正式名称ではなく俗称)
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ルールを守らせないのもパワハラです!!


概要編集

スポーツにおける重大な反則や、違法行為などを諌めたり、処罰したりする立場にある人が、その責任を放棄、放置したり黙認したりする事。

主にスポーツの審判協会学校教師警察官など


なぜ第7のパワハラ?編集


厚生労働省が、2012年1月に示したパワーハラスメントの典型例は以下の6つ


  1. 暴行・傷害(身体的な攻撃)
  2. 脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言(精神的な攻撃)
  3. 隔離・仲間外し・無視(人間関係からの切り離し)
  4. 業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害(過大な要求)
  5. 業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと(過小な要求)
  6. 私的なことに過度に立ち入ること(個の侵害)

2018年5月26日現在、この6つの中に記載されていない行為ではあるが、パワハラと言える行為である。

立場を利用して無茶を押し付けるのがパワハラなら、その立場(=パワー)があるのに利用しないで、問題を起こしたりこじらせたりするのも立派なパワーハラスメントという考えから付けられた俗称である。


特にスポーツのラフプレイ、暴力、いじめなどの行為は放っておくとどんどんエスカレートして事が重大になりやすいため、早い段階でのその人の立場により諌めることが必要になってくる。


その抑止を怠ったため、重大な事故などに繋がった場合、その人は自己保身に走るケースが多い。(責任放棄の行為のため)



具体例など編集


2015年に入り法改正が入ったにもかかわらずむしろ被害は悪化している。

2016年には子連れ主婦の交通違反が原因で載せていた幼児が死亡、たまたまそこに居合わせていたタクシーの運転手が逮捕されるという最悪の事故が発生。2018年にもイヤホン・ながらスマホという明確な違反行為で77歳の女性が死亡する事故が発生している。

これらの行為は警察の怠慢が原因とする声も多い。ただし、加害者は法では重大な罰を喰らわない代わりにネットで実名を晒されて批判されるという生き地獄のような法以上の罰を食らっているのだが…

  • サイトの管理人の怠慢

迷惑ユーザーなどが原因で掲示板が荒れているにもかかわらずそのユーザーをアク禁にしないなどの怠慢が事件に結びつくことも多い。

「西鉄バスジャック事件」や「秋葉原通り魔事件」も元はといえば掲示板の管理人が荒らしを放置し続けたことが事の発端に繋がっている。

最近はSNSの多様化により以前ほどこういう事件は発生しづらくなったが、管理人の中には場の提供よりも炎上商法前提で掲示板運営をやっている者も珍しくないため、揉め事の責任を全て利用者側に転嫁するような管理人の経営するサイトは利用しない事が懸命な判断であろう。

*ボクシング協会が、ボクシング世界戦のルールである『親族をセコンドにしてはならない』というのを破って、亀田大毅がセコンドにつくのを認めた。

(備考・親族としての情が絡んで、ボクサーを危険に晒すことがないようにする為の重大なルールである。)

審判が危険な反則に対して退場処分を取らなかったため、反則がエスカレートして相手に大怪我をさせるに至った、

日大アメフト部・内田正人元監督

内田正人監督(当時)

選手に反則を指示したことによるパワハラの加害者であると共に、その試合の審判のによる第7のパワハラ被害者でもある。



関連タグ編集


パワーハラスメントパワハラ

職務放棄職務怠慢放置

反則ルール違反ラフプレイ

犯罪いじめ暴力

エスカレート

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