概要
CV:勝沼紀義
袁術ズサに仕える武将。巨大な戟「三尖麗牙」を自在に操る豪傑。必殺技は「麗牙鋼裂閃」。
人物像
「最強武将」と豪語する袁術の部下だが、実際は自信過剰かつ短気な性格という印象だけの単細胞であり、それ故に張飛や孫策の挑発に乗ってしまうなど策略に疎い一面がある。
劇中での活躍
玉璽に魅了された袁術の命を受け、孫堅たちの後を追い孫策らと交戦。この行動により孫堅が孤立し、呂布に討ち取られる遠因となり、図らずも呂布と共闘する形となった。
董卓討伐後、水軍を率いて江東に進出した孫策たちと交戦するが、周瑜の策に嵌まり、水軍の艦を奪われてしまう。次第に追い詰められ、竹薮の中に避難しようとした彼は孫尚香と陸遜を襲おうと試みたが、太史慈に阻止され撤退した。
徐州攻略の際は張飛に挑発され挑みかかるが、力量の差からあっけなく吹き飛ばされてしまう。だが徐州自体は袁術の支配下となった。また、張繡と組んで曹操と劉備の暗殺も画策した。
その後、第24話で寿春に攻めてきた孫策軍と再戦する。賈詡の策により孫策を追い詰めるが、孫策の挑発に乗り一騎討ちで敗北。命乞いをするが許されず、「孫堅だけでなく袁術をも裏切ろうとする溝鼠」と蔑まれた後、三尖麗牙で突き刺されて死亡した。
余談
劇中では完全な悪役として描かれていたが台詞や言動、立ち振る舞いからネタキャラとして人気がある。中には改心して劉備の仲間になって欲しかったなど扱いを惜しむ声も。
担当声優の勝沼氏は紀霊について『声優としてはモビルスーツに乗るより前にモビルスーツ自体になった私です。卑怯で極悪なクセに結構おマヌケなとこもあるカワイイ奴だった。』とコメントしている。
三国伝では呂布との接点は描かれなかったが史実や三国志演義では呂布との接点が描かれる。
関連イラスト
関連タグ
袁術ズサ:忠誠を誓う主。
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