概要
2024年8月13日の日本テレビ系『ザ!世界仰天ニュース』ではこの夏で発生から2年となる安倍晋三銃撃事件を取り上げ、番組内の再現ドラマでは母親が旧統一教会に高額の献金を行った事によって家庭崩壊を経験した容疑者が、教団と密接な関係にあると考えた安倍元首相を殺害するに至った経緯や、犯行に使用した自作銃を製造する場面などを放送した。
番組では旧統一教会が行った霊感商法について問題を提起し、MCの中居正広が
「宗教によって本当に助かっている団体もあって、人たちもいるんですよね」
と発言するとヒロミが
「それは間違いなくいると思うし、今でも統一教会でも、別にそう思っている人がたくさんいるんだろうし」
と語った。ヒロミの発言部分には
「教団に救われている人もいる」
とテロップが入った。
SNS上での反応
批判
この中居とヒロミのやり取りにX(旧Twitter)では
「それは救われてると信じ込まされて騙されてるだけ」「洗脳って話なのにヒロミさんあまりに不用意じゃないか?」
「旧統一教会を擁護してる風に聞こえました」
「旧統一教会に人生と財産を奪われ苦しんでいる人達が沢山いるのに、そしてその団体と自民党議員をはじめとした政治家との関わりが明らかになり問題となっているのに」
などと荒れ気味になった。
反論
一方で
「これ、発言自体はおかしくないけどテロップの付け方がおかしいんですよ」
との見方もある。
また、ヒロミは政界と教団との関係については
「国の代表とする人たちがあがめている絵は見たくなかった。そういう人たちに国を動かしてもらってるというのは、ちょっと僕らは一体どこにいるの?っていう感じはした」
と見解を述べていた。
その後
放送後、「Tver」にて該当回の見逃し配信が「コンテンツの配信が終了しました」と表示され視聴できなくなっており、さらにネット上で臆測を呼んでいる。
また、自民党議員の中でも特に旧統一教会と深い繋がりがある一人と指摘された萩生田光一議員とヒロミのツーショット写真が流出し、ヒロミと自民党との関係性が注目されている。
8月15日、日本テレビは該当回の「Tver」、及び「Hulu」での見逃し配信を再開した。どうやらこの発言が問題で配信できなかった訳ではなく、「権利処理等の都合で、一部映像を再編集した」との事である。