「久々の日本ね・・・!」
CV.???
概要
漫画『お兄ちゃんはおしまい』に登場するキャラクターで、主人公緒山まひろと妹の緒山みはりの実母。海外赴任をしていたが、第84話にて突如として日本へ帰国(正月の間だけだが)。みはりから「帰るなら事前に言ってよね」と言われている。
人物
上記の通り、主人公緒山まひろと妹の緒山みはりの実母。旦那(緒山父)と海外出張しており普段は家にはいないが、それでも家族を大切に思っている。
まひろが女の子になることは普通に最初から知らされていたとのこと。事情を聞いたときはびっくりこそしたものの、「そのうち元にも戻る」「お部屋に籠もるよりはいい」と、まひろ曰く「おおらかすぎる」対応で受け入れてみせた。
性格
明るく常に笑顔を絶やさず、アクティブさも持っている。
容姿
外見はまひろにそっくりだが、頭部にアホ毛がなく、また少しだけ後ろ髪が短い。初対面のもみじがみはりの姉と思うほど若々しい容姿でスタイルも娘のみはり以上のものをもち、かえでに匹敵するレベル。まひろのアホ毛やみはりの黒髪は、まだ未登場の父親譲りなのだろうか。
他キャラクターとの関係性
緒山まひろ
実の息子。前述の通り、現在は娘であることは一応ちゃんと認識しているし、特に問題視もしていない。お土産と称して服を取り出した時まひろが何かを察し服を着せる際に「まひろくん元々ママ似だったから親子コーデで遊びたくて~」と発言したことから幼い頃の真尋に女装させていた疑惑がある。
緒山みはり
実の娘。辛い時期に家を空けたことを謝罪し、みはりに感謝している。まめにメールやビデオ通話等で連絡を取り合ってる。その際にみはりが撮影した現在のまひろの容姿やスリーサイズも伝えられていると思われる。
作中での動向
作中以前、大学受験の失敗と優秀な妹を持った事のプレッシャーと劣等感が重なってしまったまひろが引きこもりになったタイミングで海外出張に行ってしまう。
第52話の回想で、花壇に水をあげる後ろ姿が初登場。
商業版単行本6巻のおまけにて、幼少期のまひろ&みはりと共に写っている写真で登場。この写真が撮影された時期はまだ髪が長髪だった。
第84話にて突如として日本に帰還。荷物を片付ける為にみはりとキャリーバックを二階に運んでいたところ、この姿がバレるわけにもいかないので埃だらけの屋根裏に隠れていたまひろの物音を聞いてしまい、みはりの制止も聞かずに屋根裏を開け、ペットボトルでトイレを済まそうとしていたまひろに邂逅してしまった……
第85話にて、まひろが女体化していることは最初から知っていたことが判明する。その上で「親子コーデ」と称しまひろやみはりとお揃いの服を着まくり、まひろをこれ以上ないくらい微妙な顔にする。
第85.5話、まひろとみはりの姉妹コーデに嫉妬してみはりの制服を着るが、まひろに「きっつぅ…!!」と言われ軽く怒る。穂月かすみ(かえで・もみじの母)とは昔からの知り合いだった模様。
余談
引きこもりになった息子の面倒を年齢的にまだ高校生であるみはりにほぼ丸投げしている(恐らく年齢的に中学の時代から面倒をみさせている)、まひろが病気、またそれに近しい状況だとは認識しつつも海外出張から帰ってこない(こられない?)、またその出張中みはりとは連絡を取っているがまひろとは取っていないなど、親としてはいささか不適当な行動を取っている。
その上、まひろを女にすることをまひろの同意なしで認め(同意が得られるかはさておき)、上述のようにろくにケアをしない(あるいはみはりに丸投げ)、女になった事を「おおらかすぎる」態度で受け入れる等、まひろに対する対応も良くない面もみられる。(女になったまひろを受け入れるのは、男のまひろの否定にある意味等しい。戻ると知ってそう思っているなら尚更である。)
まあ所詮ギャグマンガなので仕方ない面もあるのだが。
一応、本人も自分の子どもたちに迷惑をかけているという自覚はあったり、まひろが元気になったと聞いた時には喜ぶ等、子どもたちに対する愛情がないというわけではない。もっと言うと、女の子になったまひろのスカートをめくってパンツを見たり、服を着せ替えて遊んだりなどと、そもそもがどっかのブラコンマッドサイエンティストと同じく、倫理観より自分の興味が勝ってしまう人間の可能性もある。遺伝なのだろうか。
ただ一つ言える事としてみはりの「親がいなくても子はそだつ」の発言は気遣いなのでなくガチの皮肉であろう。
関連タグ
緒山まひろ:実の息子(現在は娘)
緒山みはり:実の娘