「…ねっ とてもかわいいおにーさん♪」
CV.???
概要
漫画『お兄ちゃんはおしまい』の登場人物。
主人公・緒山まひろのクラスメートで友達。
まひろの正体を知る、少し天然で謎が多い少女。
漫画第39話より登場。
アニメでは最終回のエンディングに後姿のみ登場。
プロフィール
誕生日 | 11月23日(いて座) |
---|---|
年齢 | 13歳(中学2年生) |
身長 | 146cm |
体重 | 40kg |
血液型 | AB型 |
CV | ??? |
人物
緒山まひろ達が中学2年生に進級した際のクラス替えで、クラスメートになった謎多き少女。
始業式を抜けてトイレへ行くも、間に合わなかったまひろを助ける形で知り合う。なお、保健室でまひろの下の世話をするのだが、室崎みよにあらぬ誤解を抱かれる。
タブレットを持ち歩いており、まひろが漏らした際の替えの下着(タイツ)の注文をこれで行っていた他、穂月もみじ、桜花あさひらクラスメートの情報もこれで見ていた。
まひろの姉・みはりが通う大学の准教授である吾妻ちとせとは異母姉妹らしい。ちとせのことを「おねーさん」と呼ぶ。
ちとせの研究(=まひろを女の子にした治験)の手伝いで、まひろの平穏な学校生活をサポートするために、まひろの同級生になった。故に、まひろの正体(=成人男性)を知っている。
しかし、それはあくまでも建前であり、本当は人見知りが激しく、同年代の友人がいなかった(年上の人なら大丈夫という)なゆた自身を心配したちとせが、まひろとなら仲良くなれるのではと思い入学させていた。
保健委員。
とても物知りで、色々なことに詳しい。
運動は苦手で、ビート板を使っても沈むし、浮き輪で浮かんでいたらいつの間にか体が上下さかさになっているほどのカナヅチ。
性格
しっかり者のようだが意外と抜けており、川遊びの手加減がわからず、まひろをずぶ濡れにしてしまうなど、天然な部分がある。
不思議ちゃんで意外とお茶目。まひろともみじを驚かし(わざとではないものの)、二人まとめて失禁させたこともある。
言葉遣いは丁寧なですます調で、『はやや…』、『なのです』が口癖。一人称は「ぼく」。
責任感が強く、まひろのサポートをしっかりしようと頑張っている。また、まひろが漏らしても良いように替えの下着を持ち歩いている。
また、非常に献身的……というか、少々尽くしすぎる一面がある。出血した人にティッシュを、風邪気味の人にのど飴を渡すくらいならまだしも、寒がるまひろに自身のカーディガンを貸した結果自分がガタガタ震えていたり、諸事情で下着を脱がざるを得なくなったまひろに自分がたったさっきまで穿いていたパンツを手渡したりするなど、なかなか素晴らしい行動もしばしば。
前述の通り、同年代との付き合いが苦手で、友人がいなかったが、まひろを通して次第に打ち解けて行く。まひろに、実は自分のように正体は大人ではないか?と疑われた際は、「ヒミツです」と答えていた。
薬が切れて男に戻ったまひろの股間をガムテープで締め付けたことがあり、一応見ても大丈夫らしい…。
容姿
少し寝ぼけたような目つきと垂れ下がった眉につり上がった口元、先が尖った青い髪が特徴。アニメでは髪の毛の裏が銀色になっている。
(アニメ版キャラクターデザインによる公式アンソロジーの表紙では裏側はターコイズブルー)
私服の時はニット帽をかぶっていた。
他キャラクターとの関係
緒山まひろ
この物語の主人公。
前述のとおり、まひろの正体を知る数少ない人物のひとりとして、中学校生活のサポートという名目で駆り出された。天然っ子かと思いきや、実は緊急時にはそれなりに頼りになる子だったりする。
これも先に述べたよう、ちとせがなゆたを中学校に派遣したもう一つの理由は、人見知りのなゆたに同年代の友達を作るため。幸いなことに、気を利かせたまひろやコミュ強のあさひ等のおかげで、かなり早い段階で友達の輪に入ることができており、これにはちとせも感謝を示しているし、なゆた本人も「おかげで退屈しない」とご満悦。
あさひの影響か、まひろは「なゆたん」とあだ名で呼び、対するなゆたは「まひろ」と呼ぶ。
吾妻ちとせ
とある大学に勤める、得体の知れない准教授。
なゆたの言うところの「おねーさん」(実際には腹違いの姉妹)であり、みはりの研究のサポートとして、まひろの通う中学校になゆたを派遣した張本人。
二人以外の家族がどんな状況は不明だが、少なくともこの二人の仲に関しては、同居している、休日には一緒にショッピングモールに出かけるなどしているあたり良好。ちとせはなゆたのことを相当気にかけているし、なゆたはちとせを非常に慕っている。慕うあまり、髪型をちとせと同じ(ボサボサ)にしたところ、イジメに遭ったと勘違いして泣かれたなんてエピソードもある。
また、ちとせを慕うあまりに長生きしたいと考えており、目標は千歳(「ちとせ」とも読めるため)。それを聞いたちとせは自分を慕ってくれるその様子に御満悦であった。
穂月もみじ
同級生の友達。まひろと同じく、中学二年生の始業式から関わり合いが始まる。
まひろと同じく、もしくはそれ以上に人見知りであるなゆただったが、もみじの大胆かつ面倒見の良い性格のおかげか、すぐに打ち解ける。ついでに双方とも「ぺたんこ同盟」のメンバー(なゆたは不本意らしいが)。
時々母性や庇護欲を感じることもあるらしく、本編73話ではなゆたとあさひが二人きりで遊ぶことがあると聞いた際、「うちにも来てよぉ」と漏らしていた。まひろに限らず、独占欲が強い側面があるのかもしれない。
もみじからは「なゆちゃん」呼びで、なゆたは「もみじ」と呼び捨て。
桜花あさひ
同級生の友達。
中学二年生の進級時にまひろと知り合い、「まひろんの友達は友達だぞ」理論でお友達に。
意外なことに、女子グループの中でも、とりわけ仲が良い描写が為されている。細かいことは気にせずにじゃれついてくる性格のあさひとは相性が良かったらしい。
どのくらい仲良しかと言うと、二人きりで外に遊びに行ったり(64話)、なゆた一人であさひの家を訪れたり(73話で判明)といったくらい。
あさひ→なゆたは「なゆたん」呼び、逆は呼び捨てで「あさひ」。
室崎みよ
同級生の友達。
まひろ等と同じく、中二の始業式からの付き合い。
性格上、みよからグイグイ行くことはあまり無いが、特に問題なく交友関係を築けている模様。
とりわけ精神年齢の高めなみよは、何かと幼さの垣間見えるなゆたに対し、母性や庇護欲なようなものを感じることもあるよう。なお、出会って当日にまひろとのアレコレを妄想されている。ナマモノは程々にね……?
みよ→なゆたは「なゆちゃん」呼び、逆は呼び捨てで「みよ」。
緒山みはり
まひろの妹。
かねてより、ちとせに会いに大学へ来ていたなゆたをみはりが見かけるくらいの面識はあったが、逆に言えばそれくらいでしかなかった。
なゆたが中学校に派遣されて、またそれがみはりに分かってからは、互いに関する認識の度合いが多少上がった。なんなら、緊急用の性転換薬をなぜかまひろではなくなゆたに預けているところから見るに、しっかりさに関してはなゆたのほうを信頼しているのかも……?
そんな性転換薬ではあるが、みはりのミスによりなゆたが間違って服用してしまい、結果お胸がすごいことになってしまうというアクシデントも。
穂月かえで
もみじの姉。
なゆたがサポートしているまひろが、もみじとは互いの姉同士が仲が良いこともあってよく行動を共にしており、その縁でなゆたもかえでと一緒にBBQや海に行くなどしており、多少面識がある。
作中での動向
漫画第39話で初登場。漏らしたまひろを助け友人になる。第40話では、もみじ、あさひ、みよとも友人になる。
漫画第44話でみんなとバーベキューへ行く。川遊び中にまひろを濡らしてしまい、自分が履いていたパンツを脱いでまひろに貸す。
漫画第49~50話にて、男に戻りかけていたまひろを助ける。
漫画第54話にて、怪奇現象に怯えていたまひろ・もみじを脅かす。二人は失禁し、予備のパンツをもみじに貸す。
漫画第57~58話でみんなと海へ行くが、誤ってみはりが持って来た薬を飲んでしまい一時的に巨乳になる。
漫画第72話にて、髪型を憧れのちとせと同じにするも、本人にはいじめられたのではないかと勘違いされてしまった。
関連イラスト
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