「ぐうたらでポンコツで人見知り!」
概要
漫画『お兄ちゃんはおしまい』の登場人物。
主人公・緒山まひろのクラスメートで友達。
元気で明るく物怖じしない性格。口が軽く天然でアホの子っぽい。
一人称はあさひ(稀にウチ)。
漫画第20話(アニメ第6話)より登場。
2023年4月号のコミックREXの表紙に一番大きく載るという快挙を成し遂げている。
プロフィール
人物
穂月もみじの友達で、同じ学校に通うクラスメイト。
兄がいる他、母親が漫画に登場済み。
思った事をすぐに口に出すタイプで、もみじから聞いたまひろに関する情報を自身で要約し、「ぐうたらでポンコツで人見知り!」と初対面の本人に言い放つなど、物怖じしない無邪気な性格。
他人の発言に同意する時、両手をハサミの形にして「たしカニ」と言うのが口癖。ただしダブルピースとは限らず、親指人差し指中指を出す3本指ポーズもしょっちゅう混ざっているので注目ポイントかもしれない。カニに限らず魚類が好きなようで、おさかなのTシャツを着ていたり、海か山に行くとなった際には魚がいるので海に行きたがったりしている。
性的なことには全く知識がなく、生理も知らないような描写がある。兄のエロ漫画を読んでしまった際は、兄に「これはプロレスの漫画」と言われ、それを信じてしまっていた。
運動は得意だが勉強が苦手で、テストの前はしおしおになってしまう。酷いときには溶けちゃう。
まひろん、もみじろう、みよちん、なゆたん、ハカセなど、友人をあだ名で呼ぶ癖がある。
(なお、もみじからは恥ずかしいのであだ名で呼ばないようにと言い渡されている。)
穂月もみじとは小学校からの付き合いで、出会った当初はもみじを男子と勘違いし、一緒にお風呂に入った際も「後から生えるの?」と言っていた。
作中の描写から、もみじが初恋の相手である可能性が高い。
大体において、室崎みよの創作料理を食べさせられ死ぬ運命にある。
利き手は不明だが、漫画73話にて筆記用具があさひのみ左手に配置されていたり、漫画76話にて箸を左手で扱っていることから左利きと思われるが、スプーン等は右手で扱っているため両利きである可能性もある。
性格
とても人懐っこく元気で明るい女の子。
前述の通り、思ったことをそのまま口に出すタイプで、失礼なこともそのまま言ってしまう。
もみじと同じく可愛い格好は苦手らしく、まひろの服を借りた際は「なんだか、調子が狂っちゃうぞぉ…」と、恥ずかしがっていた。
好奇心旺盛で、まひろと一緒に出掛けた際は、探検と称してゴミ箱を漁る、猫を見つけて木を登るなど、少年のような仕草をしていた。
風呂上がりも(兄がいるのに関わらず)全裸でいるらしい。
調子がよく、穂月かえでのバイト先のファーストフード店へ行き、よく奢ってもらっているらしい。
容姿
黄色っぽい髪と八重歯が特徴。アニメでは髪が少し茶色っぽくなり、髪の裏側が黄色い。また、漫画版では目が白瞳孔だが、アニメ版ではしいたけになっている。
普段は髪をサイドで2つ縛っている。これは、小学生時代にもみじに縛ってもらったものを気に入ったもの。
胸は全くないらしい(アニメ設定資料によるともみじよりはあるとのこと)。ちなみに、漫画ではスポブラを付けていたが、アニメではキャミソールに変更されていた。
更に、第94話にてまひろに対し「貧血か?」と心配していることから92話付近で生理が始まっている可能性もある。
他キャラクターとの関係
緒山まひろ
我らが誇り高き主人公。
歯に衣着せぬタイプのため、初対面のまひろに対して「ぐうたらでポンコツで人見知り!」と言い放つなどしたが、その人懐っこく天真爛漫な性格がゆえかすぐに打ち解け、めちゃくちゃ可愛がられている。
あさひもあさひでまひろのことは大変気に入っており、ボディタッチ、およびそれをもみじに剝がされるのは日常茶飯事。
時にはまひろの顔(それ以外も)を自分の胸に押し当てることすらあるが、幸い絶壁に興味のないまひろが反応することはない。おにまいは健全な漫画です。
勿論、まひろの中身が成人男性だなんてことは知る由もない。
容姿の項にある、身体の変化を何かの異常と思い相談する程度にはまひろのことを信頼している。
まひろのことはあだ名で「まひろん」と呼び、まひろからは「あさひ」と呼び捨て。
穂月もみじ
友達の女子中学生。
小学生の頃からずっと一緒の、所謂「腐れ縁」であり、仲はとても良好。だがまひろと同じく、会ってしばらくは男の子だと思っていたという裏話がある。しかも描写的に、あさひの初恋の相手である可能性が高い。
普段は優しい言動のもみじだが、あさひ相手にはかなり遠慮ない言葉遣いや行動を取ることもしばしば(「バカ」と呼ぶ、手刀でツッコミを入れるなど)。付き合いが長いからこそ気が置けないのであろう。
また、まひろと絡んでいるときは保護者、彼氏、イケメンのように振る舞うことの多いもみじが、あさひと一緒のときはいささかガキっぽくなるのも見どころ。
現在は双方呼び捨てで呼び合うが、会ってすぐの頃はその「ちょんまげ」故に男子だと勘違いし、「もみじろう」と呼んでいたらしい。今でも、もみじがボーイッシュな恰好をしている際は面白がってその呼称を使う(そして本人は言い返せない)。
室崎みよ
友達の女子中学生。
関係が始まったのは中学校に入ってからということで、もみじよりはずっと短い交友期間だが、それでも非常に仲が良く、3人(後にまひろが加わり4人)で放課後パフェを食べに行くほどである。
ご存じの通りこの中学生、救いようがないレベルの姫女子(しかも隠しているつもりのくせして周囲にバレバレ)だが、性知識に疎いあさひがこの趣向をどれほど認知・理解しているのかは不明。というか、たぶんあんまり分かってない。
あさひ→みよは「みよちん」呼び、逆は「あさひちゃん」。
天川なゆた
友達の女子中学生。
中学二年生の進級時にまひろと知り合い、「まひろんの友達は友達だぞ」理論でお友達に。
かなり天然、内向的な性格で同世代の友人が少なかったなゆただが、まひろのサポートもあり特に問題なく交友関係を築く。
意外なことに、その中でもあさひとは特に上手くやれているようで(人懐っこくグイグイいく性格のおかげだろうか)、最近では二人きりで外で遊んだり(64話)、なゆた一人であさひの家を訪れたり(73話で判明)している。
77話にて、なゆたが引っ越すという誤解が解けたときにいの一番に涙を流したのがあさひだったり、83話でのあさひの遠慮の無さがなゆたに「そこが良い」と評価されるなど、互いに非常に大切に思っているようだ。
あさひ→なゆたは「なゆたん」呼び、逆は呼び捨てで「あさひ」。
緒山みはり
まひろの「姉」。
とりあえず凄い人という認識はあるようで、みはりのことを「ハカセ」と呼んでいる。
穂月かえで
親友であるもみじのお姉ちゃん。
小さい頃からの知り合いで、かえでにとっては「妹みたいなもん」とのこと。
前述の通り、バイト先のハンバーガーショップに来たあさひに、何かしらたかられるのが日常茶飯事。
なお、オシャレ好きなかえでが、ファッションにそれほど頓着しないあさひを振り回すことがしばしばあるようで、その点では若干面倒がられている。
あさひにしては珍しく、あだ名なしで「(もみじの)ねーちゃん」と呼ぶ。逆は「あさひ」と呼び捨て。
桜花ゆうや
実兄。
前々から存在は示唆されてきたが、商業版7巻特装版小冊子にて満を持して登場。エロ漫画を妹に読まれる。
その後、本編でも73話で初登場し、エロ漫画を妹の友人に漁られる。
あたかもエロに塗れているような紹介をしてしまったが、基本的には良いお兄ちゃん。家事を手伝い、受験生ゆえ勉強も毎日し、面倒見も良いとのこと。
奔放ゆえ、風呂上りに全裸でうろついたり、家の中で走ったりするあさひにはそれなりに手を焼いているらしい。
作品中の動向
漫画第20話にて、もみじに紹介されまひろと出会う。
漫画第21話にて、転入してきたまひろとクラスメイトになる。
漫画第27~28話で、もみじ、みよと一緒にまひろの家に泊まる。風呂でみよの胸を揉んだ挙げ句、怪談をしもみじを怖がらせ、まひろの掛け布団を奪う。
漫画第32.5話で、みよが体調を崩したまひろのために作った特性ドリンクの試飲をさせられ、顔が緑色になる。
漫画第39話で進級。中学2年生になる。新しいクラスメートの天川なゆたと友人になる。
漫画第60話にて、みよの部屋を漁り、ブラジャーを見つける。みよが作ったパトルジャンサラタスを食べ、宇宙猫になる。
漫画第66話、文化祭でまひろともみじと行動し、お化け屋敷に入りたいとまひろと2人で懇願し、怯えるもみじを背後から驚かし、もみじが悲鳴と共に漏らした。この時もみじからゲンコツを受けている。
漫画第77話、なゆたが転校すると知り、推定翌日のお別れ会で我慢出来ずに号泣。もみじとみよも堪えきれずに号泣するが、近所への引っ越しで転校しないことが判明すると安堵で再び泣いた。ちなみに、まひろも涙目にはなっていたがある程度堪えており、なゆたの元気が無いのは夜通しで荷造りしたことによる寝不足であった。
漫画第83話、新年に晴れ着で緒山家に来ては丁寧に御祝詞を言うので何かと思えば、お年玉が目的。ちゃっかり全てのメインキャラの保護者からお金を貰ったのち、自作の「あさひおみくじ」という吉しか出てこないおみくじとはかけ離れた謎のゲームで、もみじを晴れ着に着替えさせた。
第92話、散歩中のアクシデントの末にまひろと昼寝する。起床時にしっかり育った乳房をチラ見せしたが、まひろの行動により「乳首が痛い」を披露する。その後、みはりにまひろのスポブラを借りた模様。
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