基本情報
和名 | アサヒガニ |
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別名 | カブトガニ、ヘイケガニ、ショウジョウガニ、ヨロイガニ、ヤクシマガニ |
英名 | Spanner Crab |
学名 | Ranina ranina |
分類 | 十脚目 抱卵亜目 短尾下目 アサヒガニ上科 アサヒガニ科 アサヒガニ属 |
体長 | 約15cm |
分布域 | 日本(本州中部以南)、ハワイ諸島以西からアフリカ東岸までのインド太平洋の熱帯・亜熱帯海域 |
概要
アサヒガニ科に分類されるカニの一種で、一属一種。
名前の由来は朝日を連想させる朱色の体色をもつ事から。
原始的な特徴を遺すとされており、カニなのに腹部が折りたたまれておらず、エビの様に後ろに伸びている。
メガロパ幼生をそのまま大きくした様な姿が特徴で、パッと見ではカニなのかエビなのかよく分からない見た目をしている。
甲羅は縦長でトゲが生えていて、鎌状のハサミと、ガザミの遊泳脚に似た平たい脚をもつ。
この脚は砂に潜る為に使われる。
カニなのに横歩きはせずに前後に歩く。
主に水深10〜50mの砂地に生息し、普段は砂に潜って目だけを出している。
食用として利用されている。
旬は冬とされるが、確証なし。
販売価格は平均2000円程。
身の詰まりが良い事が評価され、特にカニ味噌が美味とされる。
元から赤いので、茹でても色は変わらない。