能代改二

のしろかいに

『艦隊これくしょん』に登場する軽巡洋艦娘「能代」の更なる改装形態。

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目次 [非表示]

1 図鑑データ

2 概要

3 容姿

4 性能

5 性格

6 任務

7 関連イラスト

8 関連タグ

図鑑データ

艦名	能代改二
図鑑No	462
艦級	改阿賀野型2番艦
艦種	軽巡洋艦
CV	山田悠希
絵師	コニシ

「改阿賀野型軽巡二番艦、能代。配置につきました。提督、本日もよろしくおねがいします！」

概要

2021年2月5日のアップデートで実装。

コンプティーク2020年10月号にて事前に実装予告が発表されていた。

必要レベルはLv85。他に改装設計図1枚・戦闘詳報1枚に高速建造材77個と開発資材80個が要求される

一部に装備制限を持つ形ではありながらも、待望されていたスロット4つを持つ軽巡洋艦へと生まれ変わった。

容姿

改までのノースリーブにお腹丸出しの赤セーラー服に片足ニーソックスから一転し、長袖に黒シャツに黒色のスカートに両足ともガーターベルト着用とイメージがガラッと変わっている。

これにより、露出要素がなくなったものの、前記のガーターベルトのおかげか改二前とは一味違った色気を生み出すこととなった。

又長袖になった為かグローブは無くなり素手で艤装操作用のコントロールスティックを握っている。

なお、三つ編み(と胸部装甲)は改までよりボリュームアップした。

艤装も改から大幅に強化されている。特に阿賀野型共通で左足に装備しているフライングデッキがより大型化しており中に魚雷発射管と特二式内火艇を装備しているのが確認できる。

全体のバランスを取る為か背部から伸びた船体を模したユニットは右側が主砲2基を搭載可能な船体前部の大型な物で左側は主砲1基と機銃を搭載した小型の物になっている。

また腰から新たに戦闘甲板を2つ装備している。

性能

先ず目を引くのが第4スロットの解放で、これまで海外軽巡洋艦の独壇場だった「高い汎用性」を獲得。それでいて改まで同様に補強増設に「8cm高角砲系」が引き続き装備可能な為大淀改と同様に「第5スロットを有する軽巡洋艦」として運用が可能となった。第4スロットは魚雷のみ装備出来ないという制約があるものの、逆に言えば魚雷のみであるため、他装備による底上げや夜戦装備搭載など、幅広い使い方が可能である。

火力が【78】、耐久が【53】と、これまで軽巡単独トップだったヘレナ改と同等の水準にまで大幅に強化、装甲もL.d.S.D.d.Abruzzi級姉妹の次点となる【72】。それでいて雷装も強化され【86】となったことで、夜戦火力が【164】と、実装時点での素の夜戦火力では神通改二の【171】に次ぐ軽巡単独2位に躍り出た。

これまでの傾向から火力や雷装が強化された反動で他の数値が低下することも心配されたが、いざ実装されてみるとシェフィールド改の様に対潜値等も確りと強化されており、能力面の隙が無い。

搭載数は微増の合計8機だがスロット毎に偏っており【1/1/4/2】となっている為、第3スロットに瑞雲(六三四空)系の対空砲火に耐性のある上位瑞雲を搭載すれば早々撃墜される心配もない。

また、搭載可能装備に新たにカ号等のオートジャイロの他に「熟練艦載機整備員」系列、および大発系の「特二式内火艇」の装備が可能となり、ゴトランドandraに近い特徴も手にした。

一方で、ゴトランドandraが装備できる「大発」「特大発」「大発動艇(八九式中戦車＆陸戦隊)」「特大発動艇+戦車第11連隊」「M4A1 DD」「武装大発」「装甲艇(AB艇)」といった輸送用・対地攻撃用の大発系は装備できない。

このため、大発系の混載によるシナジー効果が期待できず、陸上型深海棲艦を相手にした場合、内火艇やWG42などによるゴリ押しに頼らざるを得ないため、「相手を問わない高火力の対地攻撃」自体はできるものの「相手に適した特効装備でのより効果的な対地攻撃」を行うにはむしろゴトランドandraのほうが向いていることになる。

また、輸送能力で見ると、弾着観測射撃を行う場合の輸送力はゴトランドandraが大発系×1による「8」に対して能代改二はドラム缶×2による「10」と上回る。ただし能代改二はこの状態では昼連撃ができず高火力を活かしづらいことから、そもそもの彼女の長所を潰してしまうことになる。イベント海域の出撃制限などを考えれば、輸送能力の高い他の軽巡洋艦娘を使い切るような余程の事態でもない限り、彼女を輸送要員として考えることは非現実的と言わざるを得ない。ドラム缶で軽巡の輸送量を稼ぐのであれば、似た起用法ができる大淀改あたりを編成した方が得策と言えよう。

これらを踏まえると、ゴトランドandraは幅広い対地攻撃能力・輸送能力に加えて高い制空・防空能力を併せ持つオールラウンダーである一方、能代改二は素の火力やスロットの多さゆえの高い攻撃力を特色とするアタッカーとしての面が強く、似ているようでけっこう対照的である。

制空・防空をカバーしつつ輸送をこなしたり陸上型ボスに痛打を与えたりするならゴトランドandra、敵随伴艦を高火力で蹴散らすなら能代改二、といったように敵編成に合わせての使い分けが重要となる。

素の性能強化だけでも目を見張るものがあるが、これ以上に「複数の装備に装備ボーナスが存在する」点が注目に値し、まるで伊勢型改二ばりに多岐にわたる。

先ず改まで存在しなかった「15.2㎝連装砲改」装備時に【火力+2、対空+1】、新装備の「15.2㎝連装砲改二」では【火力+4、対空+2、回避+1】。対水上電探とのシナジー補正が【火力+2、雷装+2、回避+2】、対空電探とのシナジー補正が【対空+2、回避+2】。ちなみにこの補正は両用電探（『FuMO25 レーダー』等）だと重複して発生し、1つ装備すれば両方の補正の恩恵を同時に受けられる。

全ての水上偵察機装備時に【火力+2、対潜+3、回避+1】が付加される。この数値は累積しないので所持しているなら最上位機種の「零式水上偵察機11型乙(熟練)」を装備するのがベスト。

特種なのが「S9 Osprey」装備時で1機目は【火力+3、対潜+4、回避+2】となるが2機目以降は【火力+1、対潜+1、回避+1】となりこっちの数値は累積する。

この結果「15.2㎝連装砲改二」×2+「熟練艦載機整備員」+「零式水上偵察機11型乙(熟練)」の装備構成で昼火力が【112】に到達してしまう。これは並み居る軽巡は勿論、一部重巡の改二すら上回る高水準である。

「61cm四連装(酸素)魚雷後期型」装備時には【雷装+2】され最大3個まで累積する。

水上爆撃機装備時にも補正は加わり日本製の青嵐や瑞雲系だと【火力+3、対潜+1、回避+2】、瑞雲(六三四空／熟練)で【火力+4、対潜+1、回避+2】、瑞雲改二(六三四空)&瑞雲改二(六三四空／熟練)で【火力+6、対潜+1、回避+3】。海外の水上爆撃機は一律【火力+1、対潜+1、回避+1】

対潜関係は「回転翼機」全般に【対潜+4、回避+1】、「四式水中聴音機」が【対潜+2、回避+4】、「三式爆雷投射機集中配備」が【対潜+2】、「試製15cm9連装対潜噴進砲」が【対潜+4、回避+1】

「25mm系対空機銃」のみに【対空+2、回避+1】。副砲は「8cm高角砲改＋増設機銃」のみに【火力+1、対空+3、回避+1】される。

ちなみに初期装備は15.2㎝連装砲改と22号対水上電探。

このように、これまでの4スロ軽巡の特長をすべて足して平均しないうえに独自の補正までも付くという一大強化を果たしている。まさに姉の口にする「最新鋭軽巡」の名に恥じない力を手にしたと言えるだろう。

性格

母港ボイスが変更されている点が目を引く。

目立つものの一つに「矢矧……悪いわね。先に行くわ。」というものがあるが、先に改二になったという意味かそれとも別の意味なのか･･･少々意味深なセリフとも取れる。

もう一つ特筆すべきはお触りに関するもの。以前も提督のセクハラを受けており、その際、最初は阿賀野と勘違いし、直ぐに提督だと気づいて「失礼致しました！」と謝っていたが、ここまでは改二でも同様。問題はその後で、その際に「航空甲板」を触っていると誤魔化され、当人も「はい、軌条は問題ないです」と最初こそ分かっていないそぶりを見せるものの、直後に「が！」と声を荒げている。どうやら提督の不埒な意図には気づいている模様。

憲兵さんこっちです。

また午前9時の時報が更新されており、改までは「朝のワイドショー番組って、結構楽しいですね！」とテレビに興じていた様子だったが、こちらでは言いかけたところで神通が登場。出撃の号令がかかったのか恐縮し「直ぐ出撃します！」と返事している。流石の能代も神通には頭が上がらない様子。