図鑑データ
「これなら…、これならいけそうね!矢矧、やってみます!」
概要
2021年3月30日に実装。矢矧改二をコンバート改装する事でこの形態となる。
改造可能レベルは【90】で高速建造材30個と開発資材45個を消費する。
先に能代改二が実装されていた為性能・仕様はそちらに準じた改装とは予想されていたが、まさかのコンバート改装も同時実装であった。
「改二乙」とある様に「霞改二乙」「磯風乙改」「浜風乙改」と同じく「坊ノ岬沖」仕様となっているが、防空仕様となっていた隷下の駆逐艦達の改装とは異なり、後述するように艦隊の穴を埋める方向へ舵を切った強化が行われているのが特徴。
容姿
立ち姿はアイオワを彷彿とさせる両手を上げた姿。大和の【春の私服Ver】も似た構図であり、そちらを意識しているとの考察もある。ただし手袋をはめようとするのは相変わらず。
武蔵改二に似せてきた改二に対し、白ワイシャツ(初霜改二・霞改二乙・朝霜改二と同様)の上からセーラー襟の紺上着、ネクタイは磯風乙改や浜風乙改と同系色の棒タイ(形状は雪風改二や涼月と同様)。また、ニーソックスは再び片足のみの着用となり、その模様も大和に近いものとなった。
左腕には腕章が追加されており、見切れている部分を含めて、おそらく「第二水雷戦隊」と記されている。
スカートは改二と同様濃いグレーに白の一本線で、これは前述の十七駆の2人と同系統に見える。
髪留めは白鉢巻になっている。
総じて、最期の戦に赴いた仲間たちの意匠をあしらった服装に更新された。
艤装については左側の艤装に多目的スロープが存在しているのが確認でき、これが後述する拡張性の源となっている模様。
性格
概ね変化はないが、改二からさらに出撃時や戦闘時のボイスがいくつか更新されている。
いずれもこれまでより勇ましさや自信が増したものとなった。
性能
球磨型・長良型・川内型の後継として建造された阿賀野型の重改装形態とあって、日本軽巡の総決算にして艦隊決戦特化型と言えるその力はまさに圧巻の一言。
搭載機数が改までの水準である【6機】(配分は1/1/2/2)に戻っているが、改・改二まで搭載できた特殊装備全てを搭載可能で、火力・雷装の合計値もそれぞれ【81】【88】と改二から僅かながら増加し、夜戦火力は二水戦の先輩である神通改二に迫る【169】に到達。スロット数の問題で神通改二より実火力は上回る可能性が高い。
加えて、甲標的系、更に長らく阿賀野型に期待されていた水上戦闘機もついに搭載可能となった。
さらに13号対空電探改に新たに単独で装備ボーナスが付くようになり、15.2cm連装砲改二や8㎝高角砲系列とのシナジーも相まってこれまで以上に強力な補正を得られるようになっている。
対地装備も特二式内火艇が搭載できるので、対地もこなせる。
他方、特二式内火艇以外の大発動艇系列は装備できないという欠点があり、対地特効装備満載で陸上型を爆殺するにはあまり向いていない。
ただ、4スロットを生かして連撃を保ちつつ他の装備を積める面もあり、不向きと言うほどではない。
燃費も改二からさらに悪化し、燃料・弾薬とも日本軽巡の中で最も消費が重くなっている。
大発系も積めないため、遠征には流石に不向きだが、火力が要求されるマンスリー遠征などではその大火力から起用される場合がある。
また、運も初期値が【18】であり、そのままでは夜戦カットインには不向き。
このほか、改二までと同じく第4スロットへ魚雷発射管を搭載できない制約がある。が、甲標的は搭載できるため、実質的に何のデメリットにもなっていない。
このように、搭載機数こそ若干減ったものの、ほぼ改二の上位互換となっている。補強増設スロット開放および8cm高角砲系などの搭載により、装備次第で航空戦・先制対潜攻撃・先制雷撃・弾着観測射撃・夜戦連撃、そのすべてを一人で同時にこなすという運用も可能であり、あの夕張改二特すら上回る器用万能ぶりを発揮できるようになった。
その戦闘能力は矢矧改二乙の下位互換でない軽巡の方が珍しいと言ったレベルである。
関連任務
矢矧改二と同一のためそちらを参照されたし。
矢矧改二乙状態の方が何かと融通がきく。
関連イラスト
改二乙のポーズの既視感の正体?
関連項目
矢矧(艦隊これくしょん)⇒矢矧改二⇔矢矧改二乙
1番艦:阿賀野(艦隊これくしょん)
2番艦:能代(艦隊これくしょん)/能代改二
4番艦:酒匂(艦隊これくしょん)