概要
「飛ぶ心」を脳基移植(ブレインチャージ)された人間。
重力子がA.Tを自在に扱える頑丈な身体と「生体把握幹」(ソリッド・センシティブ)と「生体羅針盤」(バイオマス・ジャイロスコープ)を兼ね備えた人造人間であるのに対し、脳基移植者は、身体は普通の人間であるが、「飛ぶ心」と「飛ぶ技術」だけを移植された人間。
元々重力子は、ロストエネルギー問題の切り札としてA.T技術を使えるように作られた特殊能力者であり、彼らを作るのは莫大なコストと技術が必要だった。
しかし、南博士は「その能力だけを、一般人に移植することが出来たら」重力子より低コストで特殊能力者を作れると考えた。その結果生まれたのが「脳基移植者」(ブレインチャージャー)である。
脳基移植者の特徴
- 「重力子」が瞳に十字の模様が浮かぶのに対し、脳基移植者は「眼十輝」(トゥインクル・アイ)という斜め十字に点線が入っている模様が浮かぶ。
- 重力子が肉体的に高い能力を持っているのに対し、脳基移植者は精神に高い能力を持っている。
- 脳基移植者は、元は普通の人間だが、「飛ぶ心」を脳基移植されると元の人格は無くなってしまう。
脳基移植者のリスト
「Virgin Blade」(始まりの翼)と呼ばれ、空を飛ぶ特殊能力を脳基移植された最初の人間で、第一世代の重力子と「塔」に居たらしい。彼女の死後、彼女の人格と能力は凛鱗人に脳基移植される。
鰐島海人とガゼルの子に、ガゼルの人格と能力を移植された「脳基移植者試作0号」。要は身体の違うガゼル。亜紀人、咢の前に生まれた「第一の人格」
物語終盤で、「Virgin Blade」(始まりの翼)の持ち主のガゼルのスペアであったことが発覚。空母・カーネルサンダース戦にて、武内宙にて無理やり覚醒・洗脳させられ、以後、イッキと林檎の前に敵として立ちふさがる。
- スレイプニールのメンバー
前回グラムスケイル・トーナメントの優勝者。メンバー全員が凛鱗人の後に作られた脳基移植者。その為元の人格は消滅してしまったが、南博士によりRPGのゲームのキャラをダウンロードされてしまったため、全員ゲームの登場人物の様な恰好と仕草である。
飛ぶ心である「心の翼」を全員持っているが、そのオリジナルである「空の王」を探しグラムスケイル・トーナメントに出場。ちなみにガゼルの能力は持っていない模様。