こちらの記事はゲーム「ブルーアーカイブ」のネタバレ内容を含みます。
閲覧にはご注意下さい。
概要
ゲームブルーアーカイブにおける二次創作タグの一つ。
色彩化は神秘が反転して恐怖と成る現象であり、世界を滅ぼす脅威になるためかなり危険な事象である。
本編では、砂狼シロコが色彩化した姿としてシロコ*テラーが登場するが、
もしも、シロコではなく別の生徒が色彩化したら。といった作品に付けられるタグである。
また、タグの別として「(生徒の名)*テラー」などが使用される事も多い。
主な描写の特徴として、シロコ*テラーが砂狼シロコのヘイローより黒く染まり割れている(砕けてる)描写により、そのような似たようなヘイローの描写をしたり、
中にはシロコ*テラーが砂狼シロコよりも大人で巨乳な容姿により、大人化や巨乳化、またその両方の描写がされている事もある。
色彩については「色彩(ブルーアーカイブ)」を参照。
※一部本編によるネタバレが含まれますので、閲覧にはご注意ください。
テラー化
俗称として「テラー化」と呼んでいる例もあるが、本編では後に色彩が関わらない場合も生徒が反転してテラーとなる事態が有り得ることが判明している。現在小鳥遊ホシノのホシノ*テラーが色彩非干渉のテラー化の一つであり、色彩には接触しておらず、心の暴走がテラー化を引き起こしてしまった。
つまり「色彩化」は「テラー化」を生じさせる要因のひとつでしかなく、語義として色彩化とテラー化は厳密にはイコールではないと考えられる。
まだ事例が少ないため、色彩が関わる場合と関わらない場合でテラー化に一般的にどのような違いが出るのかはわかっていない。
ただし現在判明している事例2つを見ると色彩化テラーと非色彩化テラーには共通点が見えてくる。それは自己存在の否定である。
- シロコ*テラー
劇中で「私がいるからこんなことになった」や「私がいなければ」という趣旨の発言が目立ち、話を過去にさかのぼってまで自分の存在を否定していた。また、テラー化する前の状態でも「私もみんなも苦しむために生まれてきたんだ」という絶望思考に陥っていた。
- ホシノ*テラー
劇中で「私がもっとこうしていれば」などという趣旨の後悔の発言が多かったほか、「私がいなければ」という自己否定の発言、「私がユメ先輩と会っていなければ」という話を過去にさかのぼっての自己存在の否定を行っていた。ホシノはこの心の暴走が引き金となりテラー化した。
これらをまとめるとテラー化するときに本人の心が折れることがわかる。色彩化でのテラー化は不可抗力なので回避不能と言えるが、色彩化ではないテラー化では心の暴走が引き金となっているため心を持ち直せばテラー化を免れる可能性が高く、さらにテラー化した後も心を持ち直せば元に戻ることができる模様。現にホシノは本編で対策委員会のメンバーによる干渉で心を持ち直し、無事テラーから脱することができた。ただし色彩化では元に戻ることは不可能な様子。
上記のテラー化するないしはテラーから脱する原理についてだが、テラー化は神秘が反転して恐怖と成る現象だからと説明できる。色彩化だと完全に神秘が反転してしまうが、色彩が非干渉なら反転が不完全あるいは不安定になり、結果的に神秘と恐怖の中間のような状態になるため、引き戻しが可能であると推測できる。
余談
本編の砂狼シロコが16歳であるのに対し、シロコ*テラーは後に17歳であることが判明し、本編世界とシロコ*テラーがいた世界とで時間軸にずれが生じている(=未来から来た)ことが確定的になった。
また本編より1年前の15歳相当と思われるシロコは16歳時よりも明らかに幼い容姿で、同年代であるホシノやノノミと比較しても1年で肉体的にかなり成長しているように見える。
つまり砂狼シロコとシロコ*テラーの容姿の違いにも1年での自前の肉体の成長が含まれている可能性があり、色彩化したからといって大人な姿になるとは限らないことになる。
ただし、シロコ*テラー自身の回想におけるかつての彼女の姿はぱっと見は本編世界における砂狼シロコと大きくは変わらないようにも見えるため、少なくともヘイローと髪の長さ、服装が変化したのは明確に確認できる。身長や胸の大きさなどまで変化しているのかは不明だがおそらくは……。
(ゲーム上においてモデルを新たに作り直す大変さもあるからではあろうが)デカグラマトンの面々等が色彩化してレイドボスとして登場した時は宿す属性と見た目の色合いが変化した状態として登場していた。
そのため主に髪の色が変化した状態で投稿される作品も多いが、その際に敵勢力として登場したシロコ*テラーおよびプラナの影響か、髪の色が変化している作品では白髪化している作品が多い。
なお、上記のレイドボスとして登場した色彩化したデカグラマトンの面々等は、黒寄りの青紫色と白色のツートーンカラーに変貌をしていた。