※この記事には、ゲーム「ブルーアーカイブ」メインストーリー最新分のネタバレが含まれます。
「ゆめ…せん…ぱ…」
「……分から、ない」
「他の人に、この苦しみは……」
概要
キヴォトス最高の神秘を持つ小鳥遊ホシノが、アビドス3章の中でトラウマと焦燥を膨らませていった末、地下生活者の介入によって"存在が反転"してしまった姿。
ネフティスもカイザーもスオウも列車砲も、全てこの展開を招くため用意された釣り餌でしかなかった。
だが前例のシロコ*テラーとは様子が大きく違い、全身が赤い影のような見た目で、常に凄まじい高熱のオーラを撒き散らし、髪型は過去のものに、胸には探し求めている手帳のような長方形のノイズが浮かぶという、より異質なものとなっている。
ヘイローも鋭くなりひび割れが発生するだけでなく、元の「ホルスの目」から中央の虹彩部分の形状が大きく変化し、特に瞳孔が夜行性動物のような縦長のものになる。
振る舞いもこちらは理性がまるで感じられず、うわ言のように先輩の名と手帳を求めるような言葉だけを発し、「"彼女という光"を守らなかった自分や世界への怒り」がホシノの根源であるかと言わんばかりに、周囲に見境なく破壊を振りまく。
上記の特徴も相まって、「過去の後悔から逃れられない」「ホシノであればわかる場所にあるはずの手帳をずっと見つけることができない」これまでの彼女自身を体現しているかのような痛ましさとなっている。
神秘が恐怖へと反転したその力は圧倒的で、疲弊していたとはいえこの姿になった時の余波でヒナは倒れてしまい、更にセトの憤怒まで呼び寄せ、キヴォトスの終焉を招きかねない危険な状況を招いてしまう。
セリカやアヤネの心すら折れかける中、シロコはなんと色彩を呼び出し、自らも「テラー」と化すことでこの状況を打破しようとした。
…が、すんでの所でその手は止められ、"二人のシロコ"はホシノを助け出す為に動き出す。
本来テラー化した者は絶対に戻せないのだが、今回は強引なプロセス故の不完全な反転だったらしく、胸のノイズは"綻び"である事をシロコ*テラーが看破。シッテムの箱の力も借り、アビドスの4+1人はホシノの内世界に侵入する。
皆の説得やユメの残滓との会話を得て再起し、セトの憤怒の攻撃から皆を守るべく元の姿に戻った。
余談
シロコ*テラーはシロコと共闘する際に「前に戦ったことがある」と発言しており、彼女の時間軸のホシノもテラー化したと示唆されている。
言うまでも無くシリアスの極みな存在なのだが、それを受け止めきれない者達の反動なのか否か、Twitterやpixivでは最近のコレなど早くもネットミームに使われ始めている。
不謹慎に感じるファンもいる他、絵面自体が激しいネタバレなので、ほどほどに楽しもう。