プロフィール
概要
ハイランダー鉄道学園全体を運営する理事会直属の「管理室」に所属する管理監督官。
冷静沈着な女子生徒で、同校に融資する企業の代理人を務めることもある。
部署間の壁が大きいハイランダーの中では面倒見が良い方らしく、生徒会CCCかつ現場担当のヒカリとノゾミを仲間でないと言いつつも、年長者らしく諌めている。
軍服の様な鉄道服を着て右目に眼帯をつけくすんだ金髪が特徴。武闘派の出自であり、自身の実力には自信がある様子。
…しかしその本質は、どこの学園にも組織にも馴染まず居場所と思わない出自不明の逸れ者。元々はノノミの護衛としてネフティスに雇われハイランダーの一員になったがお蔵入りとなり、それ以前にはカイザーPMCにも所属していた。
どういう訳か、その胸中にはかつてのアリウス分校のような虚無感や復讐心じみた怒りが満ちており、ただ自分の目的の為だけに生き、劇中で「アビドスの名残を消し去る」という悲願を明かして動き出した。
これらあまりにも唐突かつ脈絡のない暴走に疑問を抱いた先生も多いが、実はホシノ同様地下生活者の精神干渉で無意識のうちに操られていたという事実が後に明かされた。
結果描写外で対策委員会に倒され止められるオチに終わり、全てが終わって我に返った後は、虚しさを抱えたままハイランダーに復帰した。結局彼女の実態は謎のまま終わったが、その後ある廃墟で物憂げにしている様子を事務員が見かけている。
余談
名前はかつて運転されていた
- 「小田急電鉄-JR東海御殿場線の直通特急『あさぎり』(現在は『ふじさん』に改称)」か「九州の日田彦山線の準急『あさぎり』」
- 広島駅 - 小郡駅を結んだ準急「周防」
から取られていると考えられる。
また、名前のスオウは裏切りの花言葉を持つ「蘇芳」の花が由来ではないかという説もある。
ヘイローの形はマイトガインの胸のマークがモチーフではないかと考えられている。
また、右目の眼帯をとると黄色い瞳が現れ、オッドアイであることが分かる。
既存のオッドアイのキャラクターはいずれも劇中において重要なポジションにあるが、これに意味があるかは定かではない。砂漠を彷徨っていた経験や手帳の存在を知っていたことも相まって、今後スオウの詳細について描かれるのではと考察する先生も多い。