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茂山千五郎

しげやませんごろう

茂山千五郎とは江戸時代から続く狂言師の名跡。当代の千五郎正邦で14世を数える。
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概要編集

茂山千五郎とは江戸時代から代々引き継がれてきた名跡である。特に11世千五郎と12世千五郎が親子揃って人間国宝になった事もあり、狂言師の世界では著名な名跡となっている。

10世編集

1864年生まれ。1946年に養子に千五郎を譲り、隠居名・「千作」を襲名。1950年死去。

11世編集

1896年生まれ、10世千五郎の養子。

1946年に当主名の千五郎を襲名。

1966年に長男・12世千五郎に家督を譲り、隠居名・「千作」を襲名。

1976年に人間国宝となる。また、同年・曾孫の14世千五郎の初舞台に参加し、親子4代で舞台を踏んだ。

1986年死去。

長男に12世茂山千五郎、次男に二世茂山千之丞がいる。

孫に13世茂山千五郎、二世茂山七五三茂山あきらがいる。

12世編集

1919年生まれ。1924年に初舞台を踏む。1966年に当主名の千五郎を襲名し、当主となる。

なお、1962年に医療過誤により前妻が亡くなり、翌年の1963年には後妻を迎え入れる。さらにその翌年の後妻との間に1964年には三男が誕生する。

1989年に人間国宝となる。

1994年に長男・13世千五郎に家督を譲り、隠居名・「千作」を襲名。2007年に狂言師としては初の文化勲章を受章。

2009年には曾孫である竜正と虎真の双子の兄弟の初舞台に参加し、親子4代共演を実現させる。なお、竜正、虎真共に前妻との間の曾孫である。

2013年、93歳で死去。

前妻との間に長男・13世茂山千五郎と次男・二世茂山七五三という子供がいる。後妻との間に三男の千三郎がいる。

また、孫に14世茂山千五郎、茂山茂茂山宗彦茂山逸平がいる。なお、いずれも前妻との間の孫である。

13世編集

1945年生まれ。1949年に初舞台を踏む。1994年に当主名の千五郎を襲名し、当主となる。

なお、1962年に医療過誤により母が亡くなり、翌年には継母が茂山家にやってきた。さらにその翌年の1964年には異母弟が誕生し、2歳年下の弟の二世七五三とともにつらい日々を過ごす事になる

2016年に長男・14世千五郎に家督を譲り、隠居名・「千作」を襲名。

2019年、74歳で死去。

長男に14世千五郎、次男に茂山茂。

また孫(14世の息子)に茂山竜正、茂山虎真と三男がいる。また次男の茂にも3人の子供がいる。

14世編集

1972年生まれ。1976年に曾祖父の11世千五郎と親子4代共演を果たす形で初舞台を踏んだ。2016年に当主名の千五郎を襲名し、当主となった。

なお、双子の息子がおり、長男・竜正と次男の虎真は2009年に双子の曾祖父(14世の祖父)である12世千五郎と親子4代共演を果たす形で初舞台を踏んだ。また竜正、虎真の下に三男がいる。


また、父の腹違いの弟・千三郎とは叔父と甥の関係であるが年齢は8歳しか変わらない。

関連タグ編集

茂山七五三 茂山千之丞

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