藁

わら

稲や麦などの茎を乾かしたもの。いろいろな用途がある。

曖昧さ回避

1. 稲や麦などの茎を乾かしたもの。
2. ネットスラングで「笑う」を意味する用語。

ここでは1.について説明する。

概要

藁とは、稲や麦など穀物の茎を干して乾かしたものである。

とくに稲の藁を「稲藁」、麦の藁を「麦藁」という。

稲や麦の栽培が盛んな地域では容易に大量に手に入り、吸湿性や断熱性に富むといった特性を生かしてさまざまな利用がなされてきたが、近年ではプラスチックなど他の原料の台頭により旧来の利用法は少なくなり、田畑にすき込んで肥料にすることが多くなっている。

藁の利用法

• 家畜の飼料
• 畜舎の敷き藁
• 屋根を葺くのに用いる
• 燃料
• 藁靴（藁沓）
• 麦藁帽子（麦わら帽子）
• 蓑
• 縄
• 藁人形ほか各種の藁細工
• わらじ（草鞋）
• 俵
• 畳の芯
• 布団の中身（藁布団）
• むしろ、ござ
• 猫ちぐら

関連イラスト

藁沓（わらぐつ）byざらぶ樋状用水路byつぶやん

関連タグ

わら/ワラ・・・表記揺れ

稲/イネ　麦　田/田んぼ　わら半紙　民芸品