「ボンバーガール・藤崎詩織です」
「みなさんはじめまして。名前は藤崎詩織です。」
誕生日:未設定※
CV:金月真美
※ときメモにおいて、ゲーム開始前にプレイヤーが詩織の誕生日を設定するため、敢えて設定されていない。
概要
恋愛ゲーム『ときめきメモリアル』から参戦した、初代ときメモのヒロインの一人「藤崎詩織」。
ただし、ボンバーガールにおける彼女は「藤崎詩織タイプのボンバーガール」のため、厳密には詩織本人ではないが、仕草や言動は詩織のそれと同じである。詩織本人との違いは、ボンバーガール特有の導火線の尻尾の有無。
モモコからは「大先輩」と呼ばれ尊敬されている。
声優はスーパーボンバーマンRの藤崎詩織ボンバーと異なり、ときメモで詩織の声を担当した金月真美が担当している。
ボンバーガールは、自分が倒されるとコスチュームがボロボロになるグラフィックが表示され、本ゲームの一つの特徴でもあるのだが、彼女のみ「あられもない破れ方」ではなくかなり踏みとどまった形のボロボロの姿になっている。
大体これぐらいのレベルである。爆風にそれだけ耐えられるきらめき高校制服って一体何で出来ているのだろうか?さらに言えば爆風食らってそれだけで済む詩織はどれだけ人間離れしているのだろうか?おそらくは過去に起こった事件かれこれ(詳細はコナミ参照)があるからだと思われる。…それ以前に爆弾をぶっぱなすのはいいのだろうか?
ちなみにTwitterでのイラスト(一コマ漫画?)ではシロから「事務所的にOKなん?」と煽られていた。
……ところで、PCエンジン版ときめきメモリアルにおける体育祭の騎馬戦でも、競技中のドット絵とはいえ裏技で詩織の体操服がはぎ取れる上にブラジャーとブルマだけの姿になるというとんでもないものがある。古式さんの濡れ透けどころの騒ぎじゃない。
スキル
他のボマーと違い、強力なボムを持たない一方、自身と味方1人に一定時間完全無敵を付与出来るスキルを持つ。
そのため、彼女を使用する場合は味方との連携が勝利の鍵となる。
好感度ボム
「あなたの今の評価は…こんなところかしら?」
「私のこの思い、教えてあげる。私のハートを感じてほしい」
「あなたなんて爆発すればいいのに…お仕置きよ!」
デフォルトスキル1
ときメモお馴染みの好感度マークがついたボムを設置する。
設置する度に好感度が上がり、威力も上がっていく(メイン画像の好感度マークが最大火力を発揮する)。
逆に撃破されると好感度が下がり、威力も下がっていく。
好感度の上下に応じて詩織の台詞が変化し、好感度が高いと優しい言葉(台詞2番目)をかけるが、好感度が低いと辛辣な言葉(台詞3番目)をかける。
伝説の樹の下で
「伝説の樹の下で待ってます…」
デフォルトスキル2
伝説の樹をフィールドに出現させ、そこに(告白をしに)やってきた味方1人と自分を一時的に無敵状態にする。なお、告白中も無敵状態になる。
無敵状態になると敵からのダメージやアクアのアクアブルームーンといった強制送還スキルを無効化する。
注意点として、味方の誰かが告白しないと無敵状態にはならないこと、パプル等の持つスキルによるデバフや味方(自分含む)のボムによるスタン、パニックアイランドの橋落下トラップは無効化できないこと、無敵になっている間は他のスキルが使用できない(但し告白をしにきた味方はスキルがそのまま使える)という点がある。
このため、使いこなすには難しいがその分強力で、味方との連携が最も重要となるスキルである。
ちなみに無敵状態になると、ときめきメモリアルの主題歌「もっと!モット!ときめき」のインスト版が流れる。
スキル名の元ネタはSFC版の副題である「伝説の樹の下で」。
悪い噂
「隠しても無駄よ?…許さないからね」
追加スキル1
画面内にランダムで複数の爆弾を設置する。
発動中は無敵。
元ネタは、特定のヒロインだけを相手にしていると傷心度が溜まって爆弾が点灯する、ときメモお馴染みの「爆弾システム」。使用時には電話の着信音が鳴り(元ネタは早乙女好雄からの情報連絡)、詩織が上記の辛辣な台詞を言う。
好感度貫きボム
「悪気はないの…気を付けて」
追加スキル2
好感度マークがついたスクリューボムを設置する。
好感度の仕様は好感度ボムと同じ。
伝説の樹の下から自爆特攻
ボンバーガール稼働初日、とんでもない事件が起こる。
スキル「伝説の樹の下で」は、前述の通り告白しに来た味方と自分を無敵にするスキルである。無敵とはいえ、自軍の爆風に当たった場合は短時間スタンしてしまい爆弾を連続で置くことはできないというのが本来の挙動である。
しかし、ロケテストが終了し本稼働が開始すると、何故かこのスタンの挙動が無くなっていたのだ。
これにより、自ら爆風を受けた状態で爆弾を設置することで即座に誘爆を連鎖して自分の体から爆風を出し続けるという、いわゆる「あばれはっちゃく」「火柱ボンバー」と呼ばれる技を対人戦において可能にしてしまった。
過去のボンバーマンでも対人戦で開始時に無敵時間があるもの、対戦中に耐火スーツが得られるもの、乗り物撃破時など限定的に可能な状況はあったが、バランスブレイカーであることに変わりはなかった。
『詩織兵器だもん!』
あまりにもゲームバランスを崩しかねないため稼働二日目の朝には即座に修正された。
…のだが、上記の事件を皮肉った「藤崎詩織が伝説の樹の下で無双するゲーム」「藤崎詩織が伝説の樹を植樹して無敵になって自爆特攻してくるゲーム」「対策方法は相手の藤崎詩織が伝説の樹を植樹する前にこっちの藤崎詩織が伝説の樹を植樹して自爆特攻する事」等のパワーワードが大いに笑いを誘ったためか、2018年という平成最後の年の8月31日、藤崎詩織がTwitterトレンドの1位に輝くという事件が発生することとなった。
平成最後にまた新たな彼女の伝説が刻まれる事となってしまった。
関連タグ
パステル(ツインビー)…同じくゲスト参戦キャラクター。こちらは詩織より先輩(キャラの年齢ではなくゲームが登場した年の意味合い。実際の年齢では詩織が先輩にあたる)のため「超先輩」と呼ばれている。
ツガル(ボンバーガール) グリムアロエ 最愛チアモ…同じくゲスト参戦キャラクター